トウゲシバ

　久し振りに男性主導の山の会｢低山会」に参加出来た。メンバーに現役の方がいるので例会は土日に設定される。この会は10年以上も前から村の有志たちが中心になり、歩かれていたグループで、数年前から時間があるときにはお邪魔してきた。ほとんどが町内の教職に携われておられた方で、町石巡りなど発掘調査などにも取り組まれておられる。ロク的には公民館での工作提供や学校支援活動でお世話になった方たちである。
　地元作家の運動などが実り、やっと光秀が大河ドラマに取り上げられた。能勢や亀岡などは一気に麒麟ブームが押し寄せ、図書室も光秀コーナーが設置されている。観光協会なども山城整備に余念がない。昨日は隣町にあたる亀岡の山城｢八木城跡｣を訪ねた。標高330mの頂上に作られた山城は光秀の丹波平定のスタートに祭り上げられた。次回は同じく丹波国三大山城の一つ八上城を訪ねるらしい。歴史音痴のロクもせめて光秀ぐらいは精通しておきたいと思っている。
　山道で引率の先生から峠芝（トウゲシバ）を教えて頂いた。スギゴケを大きくした感じで、ヒカゲノカズラ科の常緑シダ植物である。止血、消炎、解毒作用があり、疲労回復にも用いられ、サプリメントにもなっているようだ。アルツハイマー型の認知症にも効くらしい。そろそろ予防に要るのかな。

「山城に　昂ぶるロマン　春霞」