幼虫飼育
ジャコウアゲハが卵を産み付ける準備中?
覗くと幼虫が見つかる
飼育中の幼虫
未来の博士たち
ジャコウアゲハとアサギマダラに訪問して貰いたいので、彼らの食草となるウマノスズクサとフジバカマを花壇に移植したことは既に紹介した。散歩道ではたくさんのウマノスズクサが自生しているので、幼虫の姿を観察することが出来る。来てくれるかどうか判らない蝶を待つより、幼虫を育てた方が手っ取り早いと何体かのジャコウアゲハ幼虫を持ち帰り、ウマノスズクサに放してやった。食欲旺盛で新芽を食べ尽くす勢いだ。
ひとくらクラブの仲間からウマノスズクサが手に入らないだろうかとの相談を受けた。なんぼでもあるよ!(幾らでもあるの大阪弁)と案内してあげることになった。小学生のお姉ちゃんと就学前の弟くん同伴である。二人とも自然大好きという子どもたちで、キノコ・野鳥・幼虫・植物図鑑など何時も携行するという。こちらが見習いたい出で立ちである。リックを持つと4キロもある。それを弟くんが担いで歩く。幼虫を見つけると「可愛い!」と歓声を上げる。そんな声を聞くと嬉しくなる。同じように幼虫の餌用として持ち帰り、水に注して近くに置いてやった。
放置花壇はビオトープ環境になっているので、そこでアマガエルの赤ちゃんたちと遊ばせる。工作室に案内してやると目を輝かせていた。次回は手作り紙芝居を見せてやると約束しておいた。これからは我が家も学童部屋になるかも知れない。だって燻製の弟子よりこちらの方が可愛いもの。
「揚羽蝶 卵と子ども 蛹まで」