ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

変わった葉っぱたち

             はたしてイタドリかな?

         まるでミッキーマウスのアリマウマノスズクサ

              ハナイカダの合着箇所

                  葉から芽


 植物の名前を同定するときに、花が咲いていれば図鑑でも探しやすいのだが、葉っぱだけだとなかなか名前に辿り着けない。樹木だと「葉っぱで見分ける樹木ハンドブック」という便利な図鑑も出ているので大体の樹種までは判るが、草本となるとそんな図鑑も見つからないし、数が多い上に生育環境により変異があるので、とてもじゃないが纏めきれないのかも知れない。
 六甲山の観察途中にイタドリに似た植物に出会ったが、葉っぱの形状がまるで違っている。図鑑で調べても掲載されていない。葉柄に繋がる基部が矢尻型になっている。結局、全体の姿でイタドリと同定しておいたのだが、今でも納得できないままである。先日アリマウマノスズクサの花を紹介したが、「馬の顔」と言うよりも「ミッキーマウス」のような特徴ある葉っぱだ。これも知っているから花がなくて葉っぱだけで同定できたものの、初めてだと変わった葉っぱで終わってしまう。
 今回の観察会で仲間からハナイカダの構造について教えて貰った。雄花は葉っぱの上に数個以上の花を付け、雌花は1~2個つけているのを何度も観察した。葉の上に実が乗っている状態からハナイカダとしたものだが、観察すると果柄が葉の主脈と合着しているのが一目瞭然である。今までは何気なしに観ていたのを反省させられた。
 何度も紹介している「葉から芽」を今年もトレイに浮かべている。何代目になるだろうか?能勢は寒冷地なのでどうしても越冬できない。仕方なく葉っぱで越冬させ子孫を残している。花も楽しいが葉っぱの成長記録も楽しめる。


「葉たちの 呼吸が山を 滴らせ」

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