羽化した!
まだ小さな幼虫
大きくなってきた
マユミの葉裏にへばりついてサナギに
いつの間にか羽化してしまった
アサギマダラの食草キジョウラン
アオスジアゲハ
土手から持ち帰ったジャコウアゲハの幼虫が大きくなり、いつの間にか植栽してあるマユミの木に登り蛹になった。当分サナギ状態を維持するのだろうと思っていたが、2~3日で羽化してしまった。その状態を観察したかったが、たぶん夜中か明け方に蝶になったのだろう。幼虫はまだ何匹もいるので観察のチャンスが訪れるかもしれない。ウマノスズクサをむしゃむしゃ食べるので、絶えず新鮮なものを補給してやらなければならない。
法面に植えておいたアサギマダラの食草であるフジバカマが鹿に食べられてしまった。後は花壇に植栽している数本だけである。それを求めてきてくれるアサギマダラはいないだろう。幼虫はガガイモなども食草にしているので、同じ科のキジョウランを近くの渓谷まで観察してきた。こちらはつる性で何メートルにも伸びていくので持ち帰ることは出来ない。ちょうど花の時期だったので、地味な花を写真に収めることが出来た。何ともおどろおどろしい名前を持つ「鬼女蘭」だ。ガガイモと同じように冬になれば綿毛が飛び出す。それが鬼女の髪の毛に見えるらしい。いわゆるケサランパサランである。
アオスジアゲハが吸水したいのか湿った地面に羽を休めに来ている。こちらも綺麗な蝶だから近くで見つけると嬉しくなる。今年はコロナを避けて、蝶と仲良くなろうと密かに思っている。
「地面には 虹の一筆 梅雨の蝶」