蝶が来た!
活けてあるウマノスズクサの周りを優雅に舞うジャコウアゲハ
土手に自生するウマノスズクサ
新しのに注し替えてやった
サナギもいるよ
バーターピーナッツを燻製
ジャコウアゲハと旅をする蝶アサギマダラを呼ぶために、幼虫の食草であるウマノスズクサとフジバカマを花壇に植栽したことは以前に紹介した。アサギマダラは北から南に向けて秋に飛来してくるのでかなり先の話だ。旅の途中に寄り道するだけだから、運が良ければ来てくれるかなという不確かな期待でしかない。
しかし、ジャコウアゲハは春から夏にかけて地元で舞っている。来年のウマノスズクサ芽吹きまで待てないので、卵や幼虫がついている茎を持ち帰り育てるようにした。我が家で羽化してくれたら、彼らはここが実家と思い顔も見せに帰ってくれることだろう。日増しに幼虫は大きくなり食欲旺盛である。既にサナギになり羽化していった跡も残る。
茎を水に注してウマノスズクサを幼虫の餌としているが、数日でダメになってしまう。妻からは自分ばかりビール腹を太らせずに、幼虫にもちゃんと新鮮な葉っぱを補給してあげなさい!と尻をたたかれる。昨日も天気が優れないので、準備してあった鶏肉の燻製作りをすることになったが、その合間に近くの土手までウマノスズクサを採取に出掛けた。枯れかけた茎の幼虫を新鮮な葉っぱに移し替えてやる。
何を目当てに来るのかよく分からないが、ジャコウアゲハが花壇の辺りを行ったり来たりしながら優雅に飛来している。マーキングをしていないので羽化した個体かまでは確かめようがない。止まってくれないので写真にも上手く収められない。法面に植えておいたフジバカマはシカに食べられてしまい跡形もない。アサギマダラが来てくれる確率がさらに減ったが、ジャコウアゲハが来てくれたので良しとしたい。
「梅雨の蝶 優雅に見せるが 必死だろ」