オニヤンマ試作
試作品づくりの過程
昨日は3輪咲いたヒオウギ
基本的には自然工作と言う拘りがあるので人工加工物を使ったり、彩色を施したりと言うことはしてこなかった。ところが今回は「虫除けトンボ」としてのオニヤンマのブローチ作りである。如何にオニヤンマに似せて作れるか!が求められている。
試作途中でひらめいたのは、虫たちがオニヤンマを怖がるのは、頭部も獰猛な面構えだが、なによりも胴体の黄と黒の配色だと気付いた。虎模様が危険信号なのだ。蜂類のオオスズメバチなども黄と黒の縞模様で、捕食者から身を守る装いになっている。虎模様は保身と威嚇を兼ね備えていると言うわけである。
そこに重点を置き作ればいいわけで、完全に姿形まで似せて作る必要はないとの結論に至った。虎模様を強調すれば虫たちが近寄ってこないだろう。縞模様の彩色は黄と黒のビニールテープを活用することにする。テープを購入するまで工作は中断を余儀なくされる。ブローチを着けて虫たちが近寄ってこないか?の実験も残されている。とりあえずは試作品を帽子に付けて、山に行って効果の程を試してみたい。忙しくなってきたぞ!
「レプリカの 蜻蛉帽子に 山目指す」