ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

蓮(ハス)


 お盆の花として欠かせないハスだが、今年はもはや盛りを過ぎてしまったようである。8月第1金曜日のトンボのメガネ例会は「お盆の花々を訪ねて」で皆さんに案内してある。訪問先は大阪府立の大泉緑地で、メインテーマはもちろんハスである。
 ところがまたしても緊急事態宣言発出となってしまった。例会としては催行しにくい。規模を縮小してお散歩観察会に切り替えたい。そのための遠出に耐えられる訪問先かの下見をしておかなければならなかった。大泉緑地のハスは大型種で花色も白系である。それはそれで清楚な感じがするが、葉が大型なので葉陰に隠れて自己主張していない。花期が早まったので1週間後まで開花しているか心配になっている。
 ハスはスイレン科とされていたが、最近ではハス科として独立されている。根茎のレンコンは言うに及ばず全草が薬用・食用として利用されている。特に東南アジア辺りでは蜂巣と呼ばれる実の中の種を生食したり、砂糖漬けに加工したりして土産物になっている。中国・台湾・ベトナム・タイなどへの旅行先で試食したり、土産用に購入した思い出がある。屋台でハスの若い種を得体の知れないものと混ぜ合わせて、笹の葉に包んだのを妻は購入して試食していたが、僕はお腹を壊すのが目に見えているので辞退した。
 因みにハスはインド・スリランカの国花である。仏教文化の伝来と共にハスは日本人の心にも擦り込まれた、仏様の飾り花でもある。中国渡来説もあるが、大賀ハスの発見で日本古来からの植物と認識されるようになった。


「うす紅で ひときわ白き 蓮の花」

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