ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

猫じゃらしリース

           えのころリースと枇杷の葉リース

             一昨日のナンバンギセル

             一庫公園のナンバンギセル


 今年はビワがたくさん出来たので、皆さんに自由にお持ち帰りして頂いた。そのお礼にとビワの葉で作ったリースが届けられ、感心したことをブログで紹介した。クリスマスシーズンにツルでリースを作るのはお手のものだったが、ツル以外がリース材料になるなんて想像もしていなかった。今回は同じ作者がエノコログサを使ってリースに纏めたものを届けて下さった。これからは野趣たっぷりなリースが玄関を飾ってくれることになる。
 一昨日山の入り口でナンバンギセルが出迎えてくれた、と言いながら画像紹介をしていなかった。昨日はひとくらクラブの活動日で、預かっているエリアの整備作業をしたが、ススキの根元に今年もしっかりナンバンギセルが育っていた。
 日本全国に自生する在来種で、古くから親しまれてきた植物で「思い草」と呼ばれていた。万葉集では尾花の下の思い草と詠まれている。ススキの下でうな垂れている姿はまさに物思いをしているように見える。南蛮煙管と言われるようになったのは、戦国時代にスペインの宣教師がタバコを献上してから普及しだし、陶器製のパイプが「思い草」に似ていたから名付けられたとされている。喉の腫れや痛みをとる薬草として使われ、強壮効果もあるようだから、我と思わん方はお試しあれ。


「猫じゃらし 丸く纏めて 生き返り」

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