ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

深山の植物たち🌱

           ミヤマウズラ

               ヤマジノホホトギス

              ギンリョウソウモドキ

                ツルリンドウ

                ツルアリドウシ

               オオバトンボソウ


 所属する「北摂の山を楽しむ会」は緊急事態宣言延長の報を受けて、リーダーは中止連絡を出された。しかし、例会としては中止とするが、ワクチン2回接種済みの方や、混み合う交通ルートを避けられる方だけで歩きましょうとの連絡が入った。集合バス停に行くと数え切れないほどのメンバーが並んでいる。貸し切りバス状態の33人が集まった。
 行き先は中山から大峯山に登りJR武田尾に下山するコースである。通常コースとは異なり、植生豊かなマニアックコースを採られたので、再訪は出来ないだろう23000歩の歩きになった。おかげで珍しい植物たちに出会えた。
 筆頭に挙げたいのはラン科のミヤマウズラである。先日の烏ヶ岳でも1本見付けたが、帰宅するまで名前を思い出せなかった植物である。過去にわざわざミヤマウズラを訪ねた事があるのに、名前を失念していた。葉の斑紋がウズラに似ていると言うことで名付けられた。
 出会って嬉しいのがヤマジノホホトギスである。園芸種のホホトギスより小型で凜とした立ち姿がなんとも言えない。ヤマホトトギスというのもあるが、花皮片が反り返らずに平開すると言うところもヤマジの特徴である。何よりも日本固有種というのが嬉しい。
 春に出会って嬉しいギンリョウソウの、秋バージョンと言うべきギンリョウソウモドキにも出合えた。既に花は終わっているがオオバトンボソウの花後もたくさんあった。余り珍しくはないのだが、ツルリンドウの花が尾根道の至る所にあったので「リンドウ峠」と名付けてやることにした。同じくツル系ではツルアリドウシが赤い実を付けている。


「深山では 秋の香りが 満ち溢れ」

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