蝶を待つ
彼岸花で吸蜜中のカラスアゲハ
君も忘れていないよ!
心待ちするアサギマダラ(参考画像)
昨年からジャコウアゲハの幼虫を育て羽化してくれるようになったので、やたらと他の蝶の舞いにも敏感になってきた。能勢を蝶の乱舞する天国にしたいという思いがある。地元にお住まいの方からもアサギマダラを観たよとの情報が届きだした。花壇に申し訳程度のフジバカマを移植したが、やっと開花した段階なので、まだアサギマダラの目に停まらないのだろう。畑に植えて頂いたフジバカマが咲き出したか?も確認できていない。気長に待つしかないのか。
散歩途中でカラスアゲハ(ミヤマカラスアゲハ?)がヒガンバナに吸蜜に来ているのに出くわせた。こんな綺麗な蝶は本格的なカメラで収めたいものだ。手持ちの安価なデジカメではあの光沢のある鮮やかなブルーは出せない。国蝶としてのエドムラサキに決して引けを取らない優雅さである。
アサギマダラを心待ちするのは、「夜の蝶」に心惹かれた若かりし頃を思い出させる。本来は人様からも「極楽とんぼ」と言われるほどのトンボ派だが、浮気の虫が蝶へ蝶へと誘う。大きな目標を内に秘めているのだから、大目に見て頂くことにしよう。
「もの想う 秋に旅する 蝶を待ち」