梔子(クチナシ)など
ハエトリグサの花
羽化直後のジャコウアゲハ
サナギになる準備中
今年はクチナシの花が咲いてくれないのかなと心配していたが、都会より少し遅れて咲き出してきた。既に黄色く変色している花もある。実が出来るのを期待しているのだが未だ結実したためしがない。どうせ実にならないのなら花のうちに食べようかと思うが、夜に香りを放ってくれるので手(口)を付けずに置いてある。そのうち香りに誘われて虫たちが受粉させてくれるだろう。とりあえず黄色く変色した花を試食してみようと思っている。
サギソウと一緒にミズゴケで育てている食虫植物のハエトリグサが開花しだした。梅花に似た花を次々と咲かせてくれるので、サギソウが咲くまでの前座として当分楽しむことができる。1本の花茎の先に10個ほどの蕾を付けている。
昨日は朝から救援会の会議に出かけたので、ジャコウアゲハの羽化観察ができなかった。ところが全く気が付かなかったヒオウギの葉裏にサナギが付いていた。そこから羽化したばかりの蝶が、羽を乾かせているのを妻が見つけてくれたので記録写真として撮ることができた。間もなく羽化寸前と目をつけておいたサナギはもぬけの殻だった。昨日は2頭旅立ったことになる。新たにサナギになる準備中を含めて5つが観察対象として残っている。おちおち外出もできないと、後ろ髪を引かれる思いの今日この頃である。
「くちなしの 花よ白のまま 在ってくれ」