ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

藍の叩き染め🍃


 月一例会の「ひとくらクラブ」が少しずつ本来の活動形態を取り戻しつつある。育てたアイで叩き染めをしようということで、夏場に育った最盛期のアイをたっぷり準備して頂き、手作りの木槌まで用意されていた。サークルで何時もお世話になっている発明家の御仁が、一庫公園で整理されたエドヒガンの枝などを使って作られた「世界に一つしかない木槌」、まさに全てが手作り感あふれる「叩き染め」への初挑戦だった。
 真っ白なハンカチに藍の葉を載せて、透明テープで固定させ、その上から木槌で叩き、布地に転写するという至って簡単な工法だが、初体験を通じて次回からはこうした方が良いだろうと、アイデアが膨らむ藍の叩き染めだった。
 今回の経験から得た知識は、葉っぱは若い方が濃い色で転写出来ると言うこと。葉脈などを写し込む場合は成長した葉っぱが適している。葉柄は水分がたっぷりなので叩くとにじみ出て仕上がりが悪くなる。写し込んだら暫く馴染ませ、その後、石けんでしっかり洗い流して、天日干しして定着させる。淡い藍色の素敵な叩き染めの完成である。
 ロクの感心は、これって学校で子どもたちに提供できそうだから、取り入れてみたいという次回への工作提供案だった。


「ハンカチに 叩き染めたる 藍の華」

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