鳴く虫
ねんてん先生と今朝織ったシュロバッタ
マザーリーフの子作り過程
天満橋の会館にたどり着いた時間には既に俳句教室はスタートしていた。せめて今年度の開講日だけは遅刻しないで行こうと、1時間も早いバスで駆けつけたが、その後は毎月5分ほどの遅刻に申し訳ない思いをしている。先生よりも生徒の方が遅れて教室に入るなんて、僕の常識からも許せない行為なのだ。阪急バスの本数が減らされたので、やむにやまれぬ事情だと自己弁護をしている。
坪内ねんてん先生の俳句教室では、何時も導入部にミニレクチャーをして下さる。黒板(ホワイトボード)には「鳴く虫」と表記され、月と並んで虫の音を楽しむ風流が江戸時代には庶民の間にも拡がってきた。と言う話だろうと遅れた5分の話を自分なりに想像する。
それにつけても虫の音の聞き分けが出来なくなってきた。スズムシ、キリギリス、コオロギ位しか聞き分けられない。シニア自然大学校の講座生の時に淀川河川敷に、秋の虫探しに行ったり、バッタのオリンピックと題してトノサマバッタ飛ばしをしたことを思い出す。その後、カネタタキ、クツワムシやマツムシに出会う機会もなくなった。
今日はアフタースクール「元気ひろば」でシュロバッタなどを提供する予定になっている。募集範囲を高学年対処に絞っているので、ちゃんと覚えて貰えるはずだ。今朝も見本として織ったバッタ、出来映えは如何かな?
「虫の音を 聴ける子らへの 橋渡し」