コロナを経験して💦
救急車で搬送中
体に取り付けられている医療機器類
やっとベットから外れての下界風景
11月13日(日)集団接種会場にオミクロン株対応になる5回目のワクチンを済ませてきました。副反応も過去4回と変わらず、腕に少し痛みが残る程度でした。
週明け3日間は干支工作の材料準備日として確保しておきました。子どもたちへの見守り隊としての朝立ちも苦になりません。ところが15日になり風邪に似た症状が出てきました。たぶんその時点でコロナに罹患していたのでしょう。
16日には咳と痰が出るようになり、熱を測ると38度を超えていたので、インフルエンザかも知れないと地元診療所の発熱外来を受診しました。インフルエンザとコロナの疑いがあるので2種類の検体を調べて戴き、長らく待たされた末にコロナに罹患していることが判明しました。帰宅後、処方された薬も咳き込んで喉を通りません。
翌17日になり保健所からの連絡を待ちきれずに、妻が各所に連絡を取ってくれ、かかりつけの病院に連絡するようにアドバイスを頂きました。病院に病状を伝えると、受け入れるので救急車で来るように指示されました。咳と痰がひどく、呼吸も苦しく酸素濃度も80を切る状況です。
17日の夕飯としてお粥が供されましたが、むせ込んで受け付けられません。5日間の治療は絶食で24時間の点滴が始まりました。人工呼吸器も装着されベットに釘付けの苦しい体験を経験して来ました。点滴の最中に、言語療法士がとろみをつけた食事を採れるかを検査してくれます。ゼリーなどスプーンで食べさせてくれます。お代りをしたいぐらい口から入れる食事に渇望していました。22日になってやっと点滴から解放され、コロナも退散したようです。22日には5日振りでお粥を頂くことが出来ました。
それ以降は退院に向けてのリハビリなどが始まります。酸素の供給も日増しに減らし、自力で呼吸出来るのを待ちます。言語療法士と理学療法士がカリキュラムに基づいてサポートしてくれます。退院が26日と決まり、長く苦しかったコロナ病棟の病室からやっと解放されました。娑婆に出た途端に、早く帰ってビールを!が頭をよぎりました。夕飯時にビールを頂きましたが、何も出来なかった体には必要なかったようです。退院祝いの意味合いで祝杯を挙げただけでした。濃厚接触の妻はコロナを寄せ付けることが無かったのが幸いでした。
病院スタッフの献身的な対応に頭の下がる思いです。地域の方々の妻へのサポートも何物にも代えがたい支えになりました。
明日からは以前と同様にアクティブに、ポジティブに進もうと身を引き締めています。ブログ仲間の方からもたくさんのお見舞いを頂きました。全てに感謝です。
「十一月の 陽光きらり みくじ引き」