アセビ半分😊
雪を纏って咲く馬酔木(アセビ)
また雪や!
今朝の積雪
室内もマイナス3~4℃
幽閉のお供(ジョン・マン最終巻)と直木賞作品
能勢の鹿は害獣として地元では敬遠されている。農作物を鹿害から守るために電柵が張り巡らされている。能勢に移り住んだ頃は田園風景に心も和んだものだが、今は電柵に囲まれた田や畑が日常の風景に様変わりしてしまった。農家にとっては死活問題だから、移住してきたものがとやかく言えるものではない。
鹿が隣り合わせに棲んでいる能勢の山では、鹿の不嗜好植物だけが元気よく繁茂している。陽光の注す開けたところではシカの忌避植物としてイワヒメワラビやマツカゼソウが知られているが、木本ではアセビが我が物顔で繁茂している。ソヨゴも鹿に好かれていないような気がする。
アセビの開花時期は通常3~4月頃だが、頂上で気の早い株が既に花を咲かせている。何者にも邪魔をされずに陽光を独り占め出来るので、早々と花を咲かせ出したのかも知れない。観察会で少し花を咲かせているのに出会ったときには、この状態を「アセビ半分」というのですよ!と紹介する。「遊び半分」にかけた駄洒落だが、真剣に納得する方もいて面白い。
アセビについては何度もブログアップしているので説明を加えないが、殺虫剤として使われてきたので、煎じ液を希釈したものを農作物の境界に散布して、鹿を寄せ付けない対策に出来ないものだろうか?
「あわてん坊 少し早いぜ 花あしび」