ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

枯れ木に花が❆


 連日の雪に行動制限をかけられているので、明るくなってきたら窓越しで積雪状況を確認する。昨日も夜中に雪を降らせたようで道路も真っ白になっている。200mほど離れた国道に目を向けると、車が徐行しながら走っている。この分ではまたバスは運休するだろうと注視していた。土曜日は1日6本しか運行していないので、バスが来るかどうかの目視確認も出来ない。ネットで確認すれば運休中で、路面の安全確認が出来次第運行すると言う情報だけである。午後からの自然学講座に行けないかも知れない。
 半ば諦めてマユミの枯れ木に目を移すと、降り積もった雪が陽光を受けて花を咲かせている。こんな風景が好きで、青空をバックに何枚もデジカメに収める。常緑の月桂樹や柑橘類も雪の花を纏っている。束の間、足止めされた不満を忘れて風流人になっている。
 10時過ぎに運行状況を確認すれば、バスが動き出したとのことで一安心。早めの昼食を済ませて地球環境『自然学』講座に向かう。東大大気海洋研究所教授 佐藤 克文 先生から「バイオロギングを用いた 海洋大型動物の行動生態と環境把握」という未知の世界に誘って貰える。アカウミガメ・アオウミガメ・ペンギン・オオミズナギドリなどにハイテク装置としてのバイオロギングを付けて、生態を調べると言う研究内容で、巨大翼竜が実際に空を飛ぶことが出来たのか?までの考察を科学的データーで推察され、今までの推察にかなりの間違いがあることを検証された。
 ウミガメが海水温などのデーターを提供してくれるので、人との多様な共生関係を保てるとは目から鱗が落ちる話だった。シニアの枯渇した頭(枯れ木)に花を咲かせて貰った。赤とんぼさんからロマネスコ(花の蕾)も頂けた。


「冬枯れに 花を咲かせる 魔術師も」

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