ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

トレッキングへ

            鬼の唐門、雄橋など見所いっぱい

     ウリノキ・サイハイラン・ニワトコ・ハナイカダ・ミヤマヨメナなど

                 最後の登り


 休暇村のバスで上帝釈まで送って貰い、そこから下帝釈エリアの神龍湖まで下る予定でスタートした。上帝釈エリアにある国天然記念物の「雄橋(おんばし)」を訪問したいお客さん向けに、宿のサービスとして提供されるバス送迎である。それに便乗する形で利用させてもらうことにした。2時間後には迎えに来てくれる事になっているが、迎えは不要と伝えたので、自力で宿まで帰らなければならない一方通行の歩きである。
 紅葉の名勝としても名高いので、是非とも訪れたいとのことで企画した帝釈峡である。さすがに雄橋までの遊歩道は道幅も広く、緩やかな下り道をるんるん気分で歩けた。案内を任されたロクも過去に二度訪れているので、勝手知ったるウオーキングコースだった。皆さんには馴染みのないチドリノキなどもあり、これもカエデの仲間だと説明したり、ウリノキの花の作りを観察したりして、この程度のウオーキングが神龍湖まで続くとたかを食っていた。
 ところが途中で遊歩道がなくなり、ここから先は山道に入るとの案内板。丁寧に山靴が必要と注意喚起されている。バスを断っているので進むしかない。一応、瘦せても枯れても山歩きのグループである。時間はたっぷりあるので、無理をしない程度で登ってもらう。あとどれぐらい登るの?と問われる。全コースは歩いたことがないので、応えようがない。残りの中国自然歩道4kmの内、2,500mがトレッキングコースになっているので概ねの見当は付く。空が見えてきたからあと少し!と安心させながら、何とか自然歩道に合流できた。あとはひたすら神龍湖まで下るばかりだ。山案内の経験が今回も役立った。
 神龍湖では遊覧船に乗る観光要素も織り込んでいる。大きな遊覧船は10人の貸し切りだった。せっかくの湖上遊覧なのに山歩きで体力を使い果たしたのか、お昼寝タイムになったようだ。一難去ってまた一難が待っているのを知らずに、湖上で寛いでおられた。宿に引き返すにはもう一山登らなければならない。悲鳴が出たことは言うまでもない。


「青モミジ 愛でつつ歩くも 怖くなり」

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