丘虎の尾
花穂が独特なオカトラノオ
アップで観ると5弁の花が可愛い
一輪だけ見付けたササユリ
久し振りに観察会下見に出掛けた。むろいけ園地は2年前に訪れているが、今回は観察コースの順番を替えて、前半にしっかり歩いて貰い、帰りは疲れるので短縮するコース取りを確認して来た。本番は来月だがまだ梅雨明けには早いと思われる。蒸し暑い中での観察会は熱中症などのリスクも伴う。皆さんに負担をかけないようにしなければならない。基本的には事故や体調管理などは自己責任という事にしているが、主宰者としては出来るだけ注意するに越したことはない。
園内に到着して地道に入ると、早速ツルアリドオシの白花群生が迎えてくれた。ホトトギスの鳴き声をバックミュージックに歩いていると、ササユリが斜面で俯き加減に咲いている。最近では貴重種だ。結局見付けたのは1本だけだった。湿生植物エリヤに近付くとオカトラノオが咲き出している。虎の尾に似ているからと名付けられているが、どちらかというと猫の尻尾ぐらいにしか見えない。ところで今年のタイガースは好調だ。猫どころか虎に匹敵するぐらい強くなっている。それよりも鯉が幅を利かせて泳ぎ回っている。どちらも贔屓球団だから良しとするか。
「媚びの花 蝶を誘うか 尾を振りて」