ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

半夏生


 古名で片白草(かたしろぐさ)とか白粉掛け(おしろいかけ)などと呼ばれるハンゲショウが「むろいけ園地」の湿生植物エリアで今を盛りに咲いています。夏至から11日目にあたる7月2日を半夏と定めていますが、その時期に咲く花という事で名付けられています。ドクダミ科ですから手折ったりすると独特の臭気を持ちますが、何とも涼しげな雰囲気を持つ花です。トカゲの尻尾の様なひも状の花序を垂らし、少し黄色っぽい花は花弁も萼も持ちません。花が下から上に咲き出すと、次第に花穂が直立して行きます。花の咲き出す頃に、上の葉だけ白く化粧をして虫たちを招きます。花が終わる事には元の緑色に色落ちします。絵心があれば描いてみたい植物の一つです。
 ブルガリアから帰国した翌日にはトンボのメガネ観察会が入っていたので、時差ボケなどと言っている余裕がありません。蒸し暑さには堪えましたが、季節の移ろいを確認出来ました。しかし、局地的豪雨など温暖化への対策は待ってくれません。豪雨の犠牲になられた方のご冥福をお祈りします。温暖化と核の脅威には、率先して日本から発信して貰いたいものです。安倍君じゃ駄目だろうな~。


「半化粧 予期せぬ人へ 手向け花」

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