稔り前
右が発泡スチロールの田んぼ、左がペットボトル稲
害虫カメムシ(参考画像)
手作り紙芝居「お米はなに科」
早生の稲が穂をつけ出し間もなく稔りを迎える。その前の準備として畔の草刈りをされておられる。農家の方に伺うとカメムシ対策とのことである。あまり早く刈ってしまうと、雑草にいたカメムシが全部稲の方に移動してしまうので逆効果らしい。稲に来るカメムシはよく見かけるあの臭い奴ではなく、クモヘリカメムシなど全然姿の違うタイプが悪さをする。彼等は稲が稔る前の柔らかい時に実の汁を吸いとる。吸われても問題ないが、あとが黒くなったりして商品価値が下がってしまう。
我が家の箱庭田んぼの稲も随分と成長して来た。草刈りの手間はかからないが毎日水を補給しないと田んぼが干上がってしまう。分蘖(ぶんけつ)調査用のペットボトル苗は1日で水分が無くなり、枯れる寸前だった。毎朝の田んぼ見周りが欠かせない。今朝は台風接近の兆しか、久し振りの雨になった。
「青田風 通り過ぎよと 被害無く」