ロータス効果
ハスの葉に水滴が溜まり、まるで水銀のようにコロコロと転がっているのをよく見かける。何でやろ?という疑問が付きまとう。ハスの葉は微細な構造になっていて、化学的特性により葉を濡らさない。水滴は表面張力で丸まり、葉に付いた泥や虫など異物を絡め取りながら転がり落ちる。その自浄作用のことをロータス効果と言い、あらゆる分野での商品に応用されている(ネットからの転載)。
ハスは泥の多い池や沼を好むが、花は葉は綺麗な状態で我々を楽しませてくれる。仏教で重んじられる意味が何となくわかりそうな気持になる。政治の世界にはロータス効果は働かないのだろうか。自浄どころかますます汚れて行く。
「自浄より 二乗で悪の 蔓延りて」(川柳)