美女谷事情
オタカラコウ
鹿に齧られたアケボノソウ
繁茂しているマツカゼソウ
カジカガエル
タイガース模様のキンモンガ
昨日の続きになります。鹿害で目的の植物に出合えなかったが、辛うじてその痕跡だけは残っていました。オタカラコウは川の護岸壁にへばり付く様に一株だけ残り、アケボノソウはシカがかじった後から伸びて来たものです。対岸の斜面一面に生えていたミカエリソウは全て食べ尽くされ、枯れた茎だけが無残に倒れたままで、そこでは姿を消すだろう光景に出くわしました。シカが増える主要因はオオカミが根絶したからと云われていますが、ハンターがいなくなったのも原因です。動物保護との絡みで難しいテーマです。
観察会ではクサアジサイ以外にもカジカガエルを山の斜面で見付けました。いままでは川の瀬岩で鳴いているのを見かけただけなので、土の中に隠れているのを間近で観察出来たのはラッキーです。もう冬眠の準備をしているのかな。恋の季節は春だと思うし…。広島の優勝が今日にも決まることでしょう。阪神も頑張っています。毎回観察中に新たな発見があるので、当分ロクの好奇心は止む事がありません。
「雄宝香 渓の瀬音に 色付けて」