座学
吉田研究員
水深200m以下が深海(200~10,911m)
何も食べずに生きていける生物群
山口先生
土日と2日間続けての講演会聴講となった。昨日は『深海6500で探る深海生物の謎』というテーマで海洋研究機構の主任技術研究員吉田尊雄先生の興味津々の話だった。先生が実際に深海6500に乗りこんで撮影された動画などふんだんに使われているので、研究材料などの採取模様や、NHKで放送された番組の裏話など多岐にわたり聴衆を惹き付けた。統計によると公演動員数は恐竜に続き2番目だそうで、昨日も子どもまでがシニアに混じって参加していた。先生の研究テーマは、光合成出来ない環境下の生物が化学合成で生命体を維持している仕組みの研究で、「何のために?」と言う価値判断では測りきれない研究テーマである。
一昨日は東近江市の森と水政策課の課長補佐として「水循環に根差した東近江のまちづくり」を目指しておられる実践報告を拝聴して来た。山口美知子さんは林業技師として滋賀県庁に入庁された変わり種で、その後東近江市職員に転職し、持ち前の積極性を発揮し色んなNPO法人などでも活躍されて、街づくりに貢献されておられる。近江商人の知恵を活かした「東近江三方よし基金」などユニークな実践報告であった。僕の目的は高尚な話より終わってからの反省会に重きを置いていたのかも(*^_^*)
「聴講で 疲れし頭に おでん酒」