男の料理
月一度の男の料理教室だったが、先生が6次産業絡みの仕事で忙しく、急遽代役の方が来てくれた。レシピは事前に作ってあるので献立は変わらない。今回の先生は地域で郷土料理の伝承や食育に取り組んでこられたので、やはり教える観点が違う。事前準備のレシピを崩さない範囲でちょっとした工夫などアドバイスしてもらえる。
今回の献立はサバの煮付け、ホウレン草の白和え、鶏団子の豆乳鍋を3グループに分かれて担当することになった。ロクは教室の中でも古株だから、皆さんに作りたい料理を選んでもらう。残りくじはホウレン草の白和えになった。地元の有機農法で作られたホウレン草は、農家の方が手で雑草を一本ずつ引き抜き、手塩を掛けて作られる頑なまでのこだわりを持っておられる。指など鍬の様にごつごつしているという話も聞かせてもらった。地産地消もさることながら、安全安心な食材を使いたいものだと再確認させてもらった。教育や医療などと並んで食などは経済効率だけでふるいにかけないで貰いたい。
「鍋料理 土の香りが 隠し味」