観梅
緑萼
八重野梅
トンボのメガネ例会で大阪城に水鳥観察と梅観に行って来た。遊園地に走っているロードトレインにも乗りますとの案内が効いたのか、春らしい陽気になって来たからか、沢山の参加があり嬉しい悲鳴だった。仲間が用意した甘酒が足りなくなり、予備の生姜湯などで間に合わせて皆さんに喜んで貰えた。お目当ての水鳥は観光用の御座船が行きかい姿を消してしまい、近くまで寄って来てくれていたキンクロハジロなどは、遠くに少しだけ確認出来る程度だった。探鳥出来たのは他にオオバン、ホシハジロ、カイツブリ、ヨシガモ、ハシビロガモ、カワウぐらいで、それも双眼鏡でやっと観られるほどの遠い存在になってしまった。大阪に外国人をと言う戦略のなせる技が自然とか情緒を遠ざけている。これでカジノでも出来たらどうなるのだろうか。
梅林は早咲きの「寒紅」や「冬至」が終わりを告げ、野梅系や豊後系の梅が咲き出してきた。ロクの好きな「緑萼」もちらほらと咲き出している。梅林全体では2割ぐらいの開花だと思うが、大阪管区気象台の標準木ではまだ蕾膨らむ程度だった。ふくいくとした香りはあと少しと言う状況だったが、20人のメンバーでひと足早い春を満喫して来た。
「振舞いの 甘酒梅に 香りつけ」