待望の一輪
春待ちのプランターにリュウキンカが一輪咲いてくれた。漢字では立金花と表記されるが、野生では水辺などを好むので「流金花」を充てることもある。花言葉は必ず来る幸福・富・贅沢らしい。花期は春から初夏になっているが、我が家では何故か2月に咲いてくれた。キンポウゲ科で花びらが光輝くのが良い。間もなくフクジュソウも咲き出す頃だが、決して引けを取らない位に綺麗な花だ。ただ生命力が強く繁茂するのでありがた味が少なくなっている。スイセンも植えているがやっと蕾を開き始めたところである。目に見える形で春が近付いてきた。
我が家では猫の額花壇に植えていたが、リュウキンカは多年草なので見る間に拡がり花壇を占領してしまった。やむなくプランターに移し替えた。花壇の土を他に使うとすべての植木鉢などからリュウキンカの葉っぱが出て来る。それ位繁殖力の強い植物である。でも早くから緑の葉を出してくれるので、冬場の花壇では重宝している。花の蕾も小鳥たちが啄みに来てくれる。
「春告げに 使者一輪の 黄金花」