3月3日
ちらし寿司トッピン具
男の料理教室はひな祭りと言う事でちらし寿司と苺ロールケーキを作った。確か昨年は手まり寿司だったように思う。能勢には伝統郷土料理として「こけら寿司」と言うのが伝わり、ちらし寿司を木型に入れて形を整え、その上に色んな具をトッピングするというものだ。大阪伝統の押し寿司の流れも汲むもので、どこの農家にも木型が残っているらしい。そんなことも勉強しながら、ちらし寿司グループとロールケーキグループに分かれて作業した。出汁を取った後の昆布とカツオとジャコは常備菜用に佃煮にした。他でキクイモスープも作って貰った。ロクはトッピンググループで玉子焼とか酢レンコンを担当した。教室のオーブンの調子が悪くレシピ通りに焼けず、黒焦げの苺ロールケーキになってしまったり、卵焼きを焦がしたりして、食事時にはお互いを慰め合い「やはりケーキには焦げ目をつけなくっちゃ」などと言いながら楽しく戴いた。
午後からは若手弁護士を招いての憲法カフェが開かれているので、そちらに顔を出してきた。今回のテーマは国民投票についての考察で、色んな問題点などを学習して来た。今の政権を見ていると、嘘と捏造を平気で進め、口先だけは丁寧な説明と言ってはばからない姿勢に、とてもとても彼らに任せられないというのが参加者の意見だった。着々と戦争できる国作りに走っている現実に、有効なアクションを起こさなければという思いを強くした。白酒を飲む気にならない3月3日だった。
「流し雛 安倍を乗せたき 泥船に」