6san-activelifeのブログ

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

栗の花

               中央に栗の赤ちゃん


 能勢は栗の産地なので、梅雨時になると独特の匂いに包まれる。移り住んだ時には鼻がもげそうなぐらいの悪臭に感じた。住めば都でその匂いにも慣れ、苦にならないようになってきた。嫌でも9月までは栗の成長を観ながら過ごすことになる。銀寄栗が能勢のブランドで、道の駅などに出荷される頃になると車の渋滞が続く。
 栗は縄文時代から果樹として栽培されてきた。クヌギなどのドングリも食べられてきたが、栗とブナの実やシイ類などは灰汁もなく生食出来るので珍重されてきた。今でも皮膚病などの薬効があり、煎じたり、浴剤に使ったり、ウルシかぶれの時には栗の葉でかゆみを抑えられる。変わったところでは、イガの黒焼きをゴマ油で練り込んだものを、頭皮に塗ると脱毛防止になるらしい。
 匂いを我慢して顔を近付けると、長く垂れた雄しべの花穂の脇に雌しべがあり、既に受粉を済ませたのか栗の赤ちゃんらしきものが確認出来る。一ヶ所に2~3個の栗が出来る。これだけの雄しべが風で撒き散らす花粉を受ける雌しべは、自家受粉しない仕組みを持っているのだろうか。


「栗の花 落ちて地面に ただの紐」