衣笠茸など
レースを纏ったキヌガサタケ
キヌガサタケの卵
マンネンタケ幼菌
綺麗な紋様のウチワタケ
冬虫夏草クモタケ
同定中・100種類も集まったかな
菌類研究会と言うキノコを中心に研究されているマニアックなサークルの、キノコ観察会にお邪魔して来た。過去にも何度かお邪魔させて頂いているので顔馴染みの方も多い。昨日は北摂地域にある若山神社の竹林周辺に発生するキヌガサタケを観に行った。レースを纏った独特のスタイルはキノコマニアの憧れである。食用にされるキノコだが独特の臭気があり、素人向けではない。近似種のウスキキヌガサタケなども以前に紹介して貰った。
梅雨時と言う事でたくさんのキノコを観察出来た。俳句では茸は秋の季語になっているが、梅雨時が一番キノコの発生が多い。同定会ではキノコ専門の先生から説明を受ける。1本で致死に至るキノコや、1ヶ月間ほど痛さでもがき苦しむ、と言う恐ろしいキノコなども採取され、そんな説明を受けていると安易にキノコを口に出来なくなる。ロクは観察会でキノコを見付けたら、一応苦いか辛いかなどの味見してみる癖がある。キノコ同定の基本項目でもあるからだ。これからはそんな冒険も止めようとビビらされた。
変わりキノコでは冬虫夏草のクモタケを何本も観察出来た。土中に住むクモで巣の中から獲物が近寄るのを待ち、近くに来たら巣の蓋を開け襲いかかる、と言う狩りの戦略を持つトタテグモに寄生するキノコである。酔いどれjohnnyさんの「おもしろ画像」で、なぜかにやにやしてしまうコーナーで紹介して貰った方が合いそうなキノコである。
「梅雨時が 出番と茸 踊り出し」