お辞儀草
刺激が加わると葉を閉じるオジギソウ(上・下比較)
グアムで観たオジギソウの花(参考画像)
仲間のネムノキ
含羞草とも表記されるオジギソウです。マメ科でネムノキと同じように夜間に就眠活動をすることで知られています。こちらは手で触れるだけで葉を閉じてしまいます。接触以外に熱・風・振動などの外的刺激が加わると葉を閉じます。その戦略は何だろうと研究されていますが、捕食者から身を守るためかなと考えられています。植物の戦略などについては人間が勝手に考える事だから、本当の意味までは図り知れないものです。
この植物を野生で観たのは、一昨年末に訪れたグアムのジャングルです。ブラジル原産の多年生植物ですが、世界中に帰化して広まっています。日本では一年草として育てられています。環境が合わないのか多年草として定着出来ないようです。実際に手で触ってみると直ぐに葉を閉じます。それが20分ぐらいでまた開くようです。かなりのエネルギーを使いそうなので、ほどほどにしてやらないとくたばってしまいそうです。
「寝苦しや 熟睡できたか 合歓の花」