好きなお刺身・天ぷら・根菜類などは駄目だった

　　　　　　　　　　　　　　　ベッドからの眺め

　　　　　　　　　　　　　　　　囚人番号タグ

　サークル「じねんクラブ」例会は、暑い最中だからと観察とか散策を控えて、暑気払いのちょっと豪華な昼食会にした。今月の担当者になっているので、出来るだけ皆さんに満足して貰いたいと、案内から予約までを滞りなく準備して今日に備えた。
　ところが1週間前、朝起きると知らない間に下血していた。綺麗な血である。痔の持病は無い。尿道からにしては多すぎる。しかし、自覚症状がないのでその日は様子見とした。暫くそのままにしていたが、気になるので掛かり付けの病院に連絡して、取り敢えず医師の診断を仰ぐことにし、尿検査と血液検査による所見を聞いた。数値上特に問題はない。次に疑われるのは大腸の異変である。昨日大腸検査の予約が取れたので、前日夜9時から下剤を服用したり、腸内洗浄などの準備をして検査に臨んだ。
　結果は15mm程度のポリープが一つあり切除して貰った。即入院である。切除跡を焼いてあるが、出血したら困るのでそれを止めるための点滴治療である。今日は食事会の世話役だから、悠長に病院のベットに寝ている訳にも行かない。気が気で無かったが何とか集合時間に辿り着けた。
　豪華な料理を目の前に、これは駄目、これも駄目、もちろんアルコールは2週間駄目！お預け状態だったのでワン！と言ったが誰も聞いてくれなかった。

「大腸に　ポリープ一つ　夏バテか」