ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

狐の剃刀

              栗の毬とキツネノカミソリ


 台風が南の熱風を連れて来ているので、再び猛暑日になった。堺市では全国一の39.7度を記録した。病み上がり(?)と言う事で休養日としたが、僕の居場所は2階なので暑くって仕事も捗らない。我が家にはエアコン設備がない。今年の暑さは半端じゃないと設置を考えたが、電気店は引っ張り凧と報道されている。秋になったら考えようと先延ばしにしている。でも喉元過ぎれば熱さを忘れるだろうなぁ~。
 暫く歩いていないので近場を、コースを変えて散歩に出てみた。セミの鳴き声はツクツクボウシに変わっている。確実に秋が近付いているのを感じる。能勢はクリの産地で散歩コースには必ず栗林がある。その下にはたくさんのキツネノカミソリが咲いている。日の射さない林床に咲くこの花に出くわすと、何とも言い難い幽玄な雰囲気に包まれる。
 7月25日に渓流歩きをした時に紹介したのはオオキツネノカミソリで、開花時期が1ヶ月ほど早い。花の大きさとか雄しべの長さなどの違いはあるが、どちらのヒガンバナ科でアルカイド系のリコリンなどの毒成分を含む植物である。薬用として利用されるが、民間では有毒植物として恐れられ、お盆時期に咲くので “地獄花” として忌み嫌われている。全草有毒だが特に鱗茎に毒成分が凝縮されているようだ。一度春の山菜料理で誤ってヒガンバナの球根を食べて大変な目に遭ったことがあるので、この科の植物はくわばらくわばらである。でも花は綺麗だ。


「松明を 灯す如くに 狐花」