ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

神在月

    10月26日別れを惜しんでの酒宴(直会)鳥居の上にいるのが少彦名命

             バケツ一杯のハタケシメジ

            冷凍保存されていたコガネタケ


 全国的に10月(旧暦)は神無月と呼ばれる。ところが出雲では『神在月』と呼ばれ、全国の八百万神が出雲に集結して神議をする。国家安泰・五穀豊穣・縁結びなどが議題であるらしい。八百万神は出雲大社や佐太神社などに分宿する。10月17日に神さんたちが集まり26日まで滞在する。神議を尽くされた神さまたちは26日に「万九千神社」に集結し、直会(なおらい)と呼ぶ酒宴を開き、来年の再会を約して各地の神社への帰途につく。毎年出雲を訪ねているが、神立の謂われがある万九千神社には初めて訪れた。今年は古事記を勉強したので、神々の名に接すると友達にあったような気持ちになる。神社の絵馬に少彦名命(すくなひこのみこと)が描かれているが、ガガイモの実の舟に乗って来た、という神話をブログで紹介した関係で尚更である。
 神立の謂われから「ぜひ万九千神社に寄っておいで」と言ってくれたのは義理の妹である。彼女たち一家は商売の休み時間を利用して、茸採取に出掛けたり、僕をキノコ狩りに誘ってくれたりする。今回は日程が合わず、一緒にキノコ採りに行けなかったが、早朝からハタケシメジをたくさん採取したのを自慢げに見せてくれた。初めて接するコガネタケを冷凍保存してくれていたので、他のキノコ類と一緒に夕飯時にご馳走してくれた。


「神在月 神は何処ぞ 出雲路の」

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