星だ!
星型ドングリクッキー
ゴンズイに架けられた小鳥の巣(空き家)
人懐っこいハシブトガラス
彼方に星のブランコ
見上げてごらん~♪
喫茶店では既にストーブが
トンボのメガネ例会で交野市の「ほしだ園地」を訪ねた。星のブランコからの紅葉を期待していたのだが、時期的に少し早過ぎたのかもしれない。しかし紅葉シーズンなのでたくさんの人出だ。日頃の観察会の様な訳には行かない。グループで立ち止まって観察していると、邪魔だよと言う目で通り過ぎられる。日頃あまり出歩かないシニアの姿が目立った。案の定、遊歩道で高齢者の方が転倒された場面に遭遇した。トンボのメンバーも負けず劣らずシニアだが、こちらは歩き慣れている仲間たちばかりだ。怪我をされておられるようなので、応急手当てを仲間がしてあげる。流石だと良い気分になる。
星のブランコから眺めると、この地域は黄葉が目立つ。ウコギ科のタカノツメがたくさん自生しているので納得出来る。山道でタカノツメ群生地に差し掛かると急に明るくなり、何とも言えない香りに包まれる。雨が降った後などは醗酵したカラメルの甘い匂いに満たされる。ゴンズイの実が弾け中から黒い種を出していたり、小鳥の巣を見付けたり、人懐っこいカラスと遊んだり、日頃の観察会とは一味違った例会になった。ほしだ園地に行くからということではないと思うのだが、仲間がドングリで星形クッキーを作って来てくれた。手間暇かけて作られたので美味しい。眼で楽しみ、匂いに酔い、舌で味わい、手で触り、五感を使っての楽しい観察会になった。
ロクにはもう一つ皆さんには内緒の目的があった。ブログ仲間のMAちゃんが17日に入籍されるので、その報告を同級生である養蜂業直営の純喫茶に伝えるために、お店の予約がてらに朝訪れた。何も知らない皆さんは、僕の思惑通り喫茶店で蜂蜜レモンを喫して、美味しい美味しいと満足して帰られた。
「黄葉に たりたりたりと にたり顔」