ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

野路菊


 植物生態的に最も進化したキク科キク属の花は11月の最盛期を終えた。12月になっても咲いている野生菊などの小菊類は寒さに強く冬でも咲き残り、残菊・晩菊・冬菊・寒菊などと呼ばれる状態になってきた。兵庫県の花としてお馴染みのノジギクも野生菊の仲間である。命名は牧野富太郎博士で、近畿以西に自生し、如何にも野生菊と言う雰囲気を持つ名前である。
 ノジギクは栽培菊の原種として活用されている。本来キクとは栽培したものを指すようで、野生のキク科植物、例えばヨメナやノコンギクを野生菊とするかなど、線引きが定かではないようである。日本には350種ぐらいのキク科植物が確認されているが、そのうちどれを「菊」とするかの定義はない。桜と並んで菊は日本の国花と指定されているが、中国原産の菊が国花と言うのもピンとこない。一般的に野菊と言われている日本固有種の野生菊を選んではどうだろうか。となるとノジギクなどが選ばれるかもしれない。今は兵庫県花に甘んじているが、やがては出世して国花になるかも。


「晩菊と 言えぬほどまで 咲き誇り」