鉱物
ロク所蔵鉱物
頂いたやきもの
所属するサークル「じねんクラブ」の忘年会があり参加して来た。「じねん」と言うネーミングは代表者が考えたもので、自然を言い変えたものだとは判るが、もっと哲学的な意味が込められ、仏教用語としても用いられている。人為が加わらない本来の姿を広く見聞しようとのリーダーの思いが込められている。その「じねん」の最たるものとしての「鉱物」が大阪大学総合学術博物館に特別展として展示されているので、忘年会までの時間を利用して見学して来た。仲間に鉱物好きがいるので彼の解説を受けながら、しばしロマンある時代まで遡って来た。
注目される展示物としては日本の国石とされる「翡翠(ヒスイ)」、江戸期に石見銀山で採掘された「銀鉱石」、博物館所蔵の大阪の大地に産する鉱物「蛍石」、火星や月を起源とする「隕石」などで、平賀源内作の火浣布や薬用鉱物などの展示、限りある資源としての鉱物など、多岐にわたり興味深い特別展だった。
硬いテーマーの後はぐっとくだけての忘年会。「がんこ」が古い名のある屋敷など買い受けて、庭など観ながら食事が出来るところが各所に出来ている。最近出来た池田のお座敷がんこで懇親を深めて来た。陶芸をしておられる仲間からは何点かの作品が提供され、運よくお気に入りの抹茶碗がゲット出来た。
「鉱物の 後は好物 忘年会」