出戻り娘のシャコバサボテン
嫁に出した頃の鉢植えシャコバサボテン(参考画像)
10年ほど前にシャコバサボテンを鉢植えで育てていたが、株分けして友人に差し上げた。手入れもしないので何時の間にか姿を消してしまった。我が家では鉢植えを頂いても殆ど枯らしてしまったりする。しっかり面倒見切れないので、命のあるものは育てないことにしている。ロクが何とか大切にしているのはサギソウだけである。今年になってその友人からシャコバサボテンとベゴニアの鉢植えが届けられた。何でも以前に我が家から友人宅へ嫁入りさせたものらしい。
野の花派のロクだが、園芸種でも室内に花があると華やかになるので嬉しい。ただ育てられないだけである。手持ち図鑑には掲載されていないのでネット検索で調べると、ルーツはブラジルの高山が原産地で、森林性樹上着生生活をするサボテンの一種らしい。何となく花姿が着生ランに似ている。別名でクリスマス・カクタスと呼ばれる如く、1日の日照時間が短くなると蕾を付け出す短日性植物で、丁度クリスマスの頃に花を咲かせる。何時まで生き延びてくれるか知らないが、花の少ない冬場を楽しみたい。
「二重窓 閉めて過保護に 冬の花」