古墳内部
石舞台に匹敵する大きさの巨大石
玄室内部
石棺
ヤマガラ(デジカメの限界)
今回の例会で突然見学に組み入れた牧野(ばくや)古墳。馬見丘陵の中ほどに位置し、公園に行く道中にある。名前も読み方も知らなかったが、国指定史跡に指定されている。押坂彦人大兄皇子の墳墓と推定されているが、皇位を継げなかったのか、宮内庁の管轄になっていないので玄室内に入ることが出来た。近鉄五位堂駅からバス利用で行く予定だったが、かなりの時間ロスがあるので歩いて行くことにした。申し込んだ見学時間を過ぎていたが、鍵を預かるボランティアさんが待っていてくれて、丁寧に説明してくれる。野鳥観察が主目的で、古墳をサブテーマにしている我々の意向は伝えていない。5分もあれば見学出来ると思っていたのに、ボランティアさんはしっかり説明したい思い。折角の好意を丁重にお断りして先を急いだ。それでも公園到着はお昼になってしまった。昼食前に前方後円墳のナガレ山復元古墳を見学、仲間が案内して注釈を加えてくれる。
あずま屋で昼食を採っていると、近くの樹にヤマガラが来てくれた。やっと野鳥観察モードに入れた。今年はどこも野鳥が少ないと聞く。ところが歩いているとシメの雄雌が遊歩道に降りて来て間近で餌を啄んでいる。ツグミの群れも確認出来た。ただデジカメでは野鳥写真は撮れない。最後に鳥合せをしたが水鳥を含めて22種を確認出来た。野鳥に詳しい仲間が参加してくれたおかげである。
僕的には満足出来たが、二兎を追うとどちらも中途半端になるのを少し反省。五位堂駅で反省会場を探したが見つからず、ミニ新年会も出来なかった。
「新年会 出来ず古代の うたかたと」