蝶の舞い
放蝶直後のアサギマダラ
大型ミツバチに組み込まれたカメラに映るトンボの仲間
トンボのメガネ例会で昆陽池を訪ねた。今回は伊丹緑道コースを歴史や文学碑にも触れながら散策し、昆虫館で蝶の乱舞を観ると言う予定だった。緑道にはたくさんの樹木が植わっている。どうしても立ち止まって観察する癖が付いているので、大幅に昆陽池到着が遅れてしまった。それでも伊丹が産んだ俳人上島鬼貫の句碑や、白洲次郎の屋敷跡、更に伝和泉式部の墓に立ち寄ったりして、初めて伊丹を訪れた方にも楽しんでもらった。
昆虫館の目玉は円形ドームの温室で飼育されている蝶たちである。そこには亜熱帯の花が咲き乱れ、大型蝶のオオゴマダラの乱舞を何時でも観ることが出来る。館内に入館すると先ず目に飛び込んでくるのは、昆虫の世界を10倍に拡大したジオラマ展示である。我々が昆虫目線で観ることができ、最初の驚きを与えてくれる。箕面の昆虫館とは違った展示である。生きた状態の昆虫たちにも出合えるので子どもたちには垂涎の的だろう。
運よく羽化したばかりのアサギマダラの放蝶体験をさせて頂いた。人数が少なかったので種類の異なる蝶2頭の放蝶が出来た。シニアの皆さんに楽しかったと言って貰えたのがサークル主宰者の喜びでもある。
「閉ざされし 世界で雌追う 冬の蝶」