初めて食した蕾菜
テラスでは詩吟の披露まで
「グリーンテラス」という天空庭園のレストランをサークル仲間に紹介されたのは、コロナ禍でお酒を提供しないというお店が増えていた最中だった。維新の首長が「コロナにはうがい薬のイソジンが効く」とのたまわったり、防菌用に雨合羽を医療機関に送りつけたりしてひんしゅくを買っていた時期である。
たまたま奈良県は飲酒規制を掛けていなかったので、ランチを採るなら奈良県へと足が向いたのを思い出す。生駒は大阪と奈良の県境で、比較的交通の便も良く、大阪側から徒歩圏内で生駒に入ることも出来る。茸料理の専門店にも連れて貰った。
天空レストラン「グリーンテラス」までのアクセスは、案内するメンバー構成で変わる。体力のあるグループならハイキングルートを採るのも可能である。コミュニティバスを利用したり、ケーブルも利用出来る。何れも少しは坂道を歩いて頂くことになる。
昨日のメンバーはシニア自然大学校の講座生の同窓会だったので、多少は歩けるだろうとコミュニティバスを利用することにした。下車したところから坂道を歩き、階段まで登らなければならない。途中で息継ぎの休憩を挟み、しんどいなぁ~というブーイングを聞き流し、叱咤激励しながら天空レストランまでいざなう。
お洒落な創作料理とリーズナブルな料金、更に天に近づく食後のティータイム場所、全てに満足して頂けたようである。タクシーで来たかったという不満だけを残して。
「ティータイム 眼下に春を 見下ろして」