ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

不良聴講生

ロク

           まどろむチュウゴクアミガサハゴロモ

             海浜植物トベラとシャリンバイ

             いつもどこでもまどろむロク


 出掛けに激しい雨が降っているので、地球環境自然学講座に向かう気力が削がれる。バス待ち時に通行する車が容赦なく水しぶきをかけ通り過ぎていく。終着の隣町に着くと雨が上がっていた。雨は大阪府のてっぺんだけに降らせて、兵庫県には立ち寄らなかったのかもしれない。大阪駅に着くころには陽射しが差している。

 教室に着くと仲間が何時も席取りをしてくれている。彼女たちはサークルのメンバーで、反省会メンバーでもある。

 講座は気候変動・担い手の減少に「大阪スマート農業」はどう取り組むのか?というテーマで進められた。農作業の自動化、農業ロボットの計算効率化、蒸散流の可視化などを探求しておられる若い研究員である。

 篤農家のノウハウをデーター化して、それを次代につなげようというのが「スマート農業」の目指すところである。方向性は理解できるが、シニア世代に訴えるものが伝わってこない。

 講座は間に20分の休憩を挟んでの3時間である。心に響かず眠い話だったので、反省会メンバーに耳打ちして、休憩時間に申し合わせてズル抜けした。いつも行く居酒屋に駆け込んだ。まさに不良聴講生そのままである。昨年までは三美女に囲まれていたが、今年は一人欠けている。3人誘うよりも2人の方がまとまりやすい。不良ジジババはたっぷりの時間をかけて、空いた大瓶ビールを並べていく。

 それでも帰りのバス便までを、電車の往復で時間つぶししながら微睡んだ。


「大瓶を 並べ反省 泡と消え」

忍者のような浜辺の野鳥

ロク

                  ハマシギ

              一番小さなシギのトウネン

                 イソガニたち

                  ハマゴウ


 来年のサークル例会に海辺生物の観察も加えたいと、提案された訪問先が甲子園浜だった。このエリアは他のサークルで案内して頂いた記憶が残っている。以前にも泉南方面への海辺観察会をしたことがある。概ね陸での観察会に目が向いていたので、偶には広々とした海辺で潮風に触れて頂くのも、色んな意味合いでサークルを若返りさせてくれる。

 あれほど熱狂に包まれた甲子園駅だったが、あっけなくシーズンの幕を閉じてしまった感が色濃く残る駅舎を後に甲子園浜を目指す。

 相棒の赤とんぼさんが潮の満ち引き時間も調べて、コース組みを立ててくれる。辛うじて干潟の残るエリアを目指し、群れる野鳥群を双眼鏡で探すが、名前を同定できない。大型のダイサギやアオサギ、鵜などに交じるのが、ウミネコかカモメかの判断も付かない。

 何人かのバーダーさんがおられたので、何が居ますか?と尋ねてみるとハマシギとトウネンのいる場所を教えて頂いた。我々は図鑑で名前を知っているぐらいで、実物の野鳥にお目にかかったことがない。教えられた辺りを探すが見つけられない。

 親切なバーダーさんが近くまで案内して下さった。4羽いるでしょ!と指で示されるが見つけられない。浜辺の石などに同化して探せ出せない。目を凝らして眺めていると数メートル先で動きが確認できる。やっとそれがハマシギとトウネンの群れだと確認できた。初めての見合いなので、どちらがハマシギ様でトウネン様かの区別が付かない。チョット目を離すと見失ってしまうほど、浜辺の環境に同化している。

 甲子園浜自然環境センターのスタッフのお二方が丁寧に対応して下さり、トウネンが小さい方ですと教えて頂いた。帰宅してから野鳥図鑑で調べてやっと同定できた。

 因みにトウネンというのはあまりにも小さいシギなので、今年生まれの「当年」と言うことで名付けられたらしい。

 大阪のてっぺん能勢から海辺まで下ると、旅をしたような気分に浸れる。サークル仲間にも満足してもらえるだろうと、意気揚々として帰路に就いた。


「晴れ渡り 潮風さやか 野鳥へも」

オリーブの葉っぱ🍃

ロク

             見つけたハート形の葉っぱ


 今年も子どもたちが通学途中で見つけた四つ葉のクローバーを何度もパウチ加工してやった。子どもたちは簡単にできると思っているのか、安易な気持ちで渡されるが、パウチ加工するためにはそれなりの下準備をしなければならない。一枚ずつ持ってこられても、その都度ラミネート加工しておられない。纏めてすることになると誰の分か判らなくなってしまったこともあった。

 四つ葉を見つけると幸運をもたらすと言われているが、オリーブの葉がハート型になっているのを見つけるのは、四つ葉探しよりも難しい。小豆島でハート形の葉っぱが500円で売られていたように記憶している。サークル例会でもハート探しにチャレンジしたことがあるが、皆さんなかなか見つけられない。ところがメンバーの赤とんぼさんは目ざとく見つける特技を持っておられる。淀川のシジミ採取でも一番たくさん集められるし、先日のけいはんな記念公園では、絶滅危惧種の木陰で隠れているコヒロハノハナヤスリを見つけられた。どうやら独特の嗅覚が発達しているのかもしれない。その能力を活かしてトリュフでも探してもらえないものだろうか。

 さて二日続けての箕面詣でになったが、救援会絵画展の相談など済ませた帰路で、植栽されているオリーブの木が目に入った。オリーブを見つけると「パブロフの犬」ではないが、ハート形の葉が付いているのかを探す癖が付いてしまった。

 なんと目の前にしっかりハート型になっている葉っぱが付いている。主脈が途中で枝分かれしている本物の500円葉っぱである。そんな幸運に巡り合えたので、夕食用に奮発して豚足2本と椎茸パックをたっぷり調達して帰った。帰宅後は板長。食べ過ぎたコラーゲンで、今朝はてかてかに脂ぎった顔になっていることだろう。


「児らたちを ハートで埋めたい 世界中」

射干玉(ぬばたま)と川柳

ロク

          真っ黒に輝くヒオウギの種子「ぬばたま」

                 ビワの蕾

             苔の間から可愛いトキワハゼ


 楽しみの一つはサークル「トンボのメガネ」例会である。楽しくなければ10年以上、通算266回もの例会を続けてこなかっただろう。

 あとは知的好奇心を求めて地球環境自然学講座に通っている。こちらはどちらかと言えば主目的が講座よりも、終了後の反省会での「酒目的」がメインになっているようだ。他には地域歴史講座などにも参加させてもらっている。

 楽しみとして長らく坪内ねんてん先生の俳句教室に通っていたが、景色を575に切り取る能力に欠けているのか、全然上達できない。途中で投げ出すのはロクの矜持に反する。たまたま救援会の活動で、川柳の先生に巡り合えた。繋がりのある団体などで選者も続けられているので、何とか仲間に加えてもらいたいとお願いした。早いもので教室に通い出して1年以上になる。川柳は俳句のような「風景画」ではなく「人物画」の世界だから、たくさんの仲間と交わってきたロクには合いそうな気がする。俳句では季語という助け言葉があり、それで半分ぐらいを補ってくれる。ところが川柳にはそんな便利なグッズは用意されていない。575全てを自分で考えなければならない。そこに「穿ちを」入れたい。

 昨日の川柳教室で、万葉集を勉強されている御仁から先生に「川柳に枕詞を使っていいですか?」と質問された。もちろんどんな言葉を使っても良いのだが、読み手に理解してもらえるかが判断基準になるだろうと言うことだった。

 帰宅してから花壇を覗くと、700輪ぐらい咲き続けたヒオウギが結実を終え、中から「射干玉」と呼ばれる真っ黒に輝いた種が飛び出してきた。ヒオウギの種子としての固有名詞になっているが、万葉集で黒髪や夜の枕詞として使われているのは周知のことである。

 僕には枕詞を使って川柳は作れないだろうな~。薄くなった髪と白髪混じりに「ぬばたま」はそぐわない。


「稔りたち いのち目指して 弾け飛べ」

秋が集まってくる

ロク

                黒枝豆とムカゴ

               秋茗荷も仲間入り

                  吊るし柿

            吾妻煮と塩ゆで枝豆の食べ比べ

              天ぷらサイズのビワ新芽

                 蔦の壁アート


 栗が終わって、間もなく枝豆が届き出した。先ずは小さな畑の片隅で作ったいう枝豆がBさんから届けられた。量的には金麦1回分である。次に届けられたのは、お兄さんが離れた畑まで遠征して作っておられるいう年季の入った枝豆はKさん。確か昨年は黒豆になったものを頂いた記憶が残っている。

 娘婿も農家と年間契約をしているので、毎年収穫したものを届けてくれる。時を同じくして立派な枝豆がご近所のOさんから届けられた。こちらも毎年枝豆産地まで出向いて仕入れられるらしい。豆のさやが弾けそうな立派な枝豆で、豆も黒く色づき始めている。

 枝から外した豆はHさんから届けられたので、こちらは早くいただかなければならない。ブロガーさんが「枝豆のあずま煮」を紹介されていたので、是非とも真似をしてみたいとチャレンジする。パンパンに膨らんだ枝豆は塩ゆでにして、双方の食べ比べをしてみた。どちらも金麦のお供として甲乙つけ難い。

 枝豆大好きなロクは、居酒屋では先ずオーダーしない。仲間が不思議がる。中国産や冷凍枝豆よりも、本物の枝豆を食べ慣れているので、枝豆に関しては口が肥えていると自認している。反対に本物の枝豆を提供するお店は、すべてに渡り本物を提供してくれる。

 頂くばかりでは申し訳ないので、600ℊほど収量のあったムカゴや、秋茗荷などを配る段取りをつけておく。持ちつ持たれつで人の輪が結ばれていく。

 今年は昨年ほど収量のないシークワーサーだったが、少量ずつ貰っていただくことにした。ポン酢に使えるほど採れなかったが、シロップ作りにチャレンジしたので出来上がりを楽しみにしている。使い物になるかは全くの未知数である。

 宮本輝のエッセイを読み始めたが、自伝小説「流転の海」では語られない日常生活の断片に触れることが出来る。これも宮本輝を知るよすがになってくれる。


「黒豆の 実りを待たず 枝豆で」