ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

ミコアイサに出逢えた


 今年2度目のサークル例会先は服部緑地に行ってきた。テーマは足元で観察出来る水鳥たちである。事前にアオバト情報をいただいていたが、コースから離れているので断念してハス池に集まる水鳥たちを15人の目で観察した。
 メンバーの殆どが図鑑無しでも同定できる馴染みの水鳥たちばかりである。ハス池には陽光が降り注いでいるので、水鳥たちの美しい姿を間近で観察出来る。パン屑などを与える地元の人たちがいるのか、人の姿を見付けると遠くからも集まってくる。
 ハス池で観察出来た水鳥はカモ目カモ科ではオナガガモ、ヒドリガモ、ハシビロガモのペアーと、クイナ科のバンとオオバンだけで、期待していたヨシガモなどの姿を探し出せなかった。近くで観察出来るのでカモ科とクイナ科の違いを、水かきがあるのかどうかで比べたり、鳴き声で比較したり出来た。
 午後からは別の池に場所を移動して、カワセミが来ているかを確認しに向かった。池に到着すると、少し離れた茂みの近くで白いカモの群れが目に入る。もしかしたらミコアイサかも知れないと、皆さん双眼鏡で確認される。パンダガモと言われる目と頬が黒いミコアイサだと判りに感動される。昼寝中か姿を隠さず数羽がたゆたっている。小魚を追うミコアイサが絶えず潜水する場面も観察出来る。近くにはメスもいたはずだが、離れているので特徴までは捉えられなかった。ハシビロガモかなと思っていた個体がメスだったようだ。スコープでもあればしっかり観察して貰えたのに。
 今回の例会で特筆すべきは、カマキリとハリガネムシの関係、第4弾のレクチャーを仲間が提供してくれた。因みに①はハリガネムシがカマキリを水辺に誘う戦略、②はアスファルトの反射を水面と勘違いするハリガネムシ、③はハリガネムシを食べたという驚くべき人の話、そして昨日は様々な研究の到達点で総仕上げのレクチャーになった。


「パンダ鴨 冬の陽光 独り占め」

用務員に徹する

         校庭では手作り凧揚げの真っ最中(箕面の小学校)

              画像の縮小中

              娘から馬刺しが届いた


 色んなサークルや団体に所属して来たが、僕としては「長」というのが務まらないので、いつも雑用係としてお手伝いしている。今もその姿勢は変わらない。辛うじて自然観察サークル「トンボのメガネ」だけは主宰者として、皆さんに遊びと学びの場を提供している。でもサークルで心がけているのは、全員が先生で全員が生徒というスタンスである。
 昨日は日本国民救援会の常任委員会があったので箕面まで遠征してきた。救援会での僕の役割はニュースの編集と、様々な行事の提案者とコーディネート役を引き受けている。難しいテーマは苦手なので遊びのアイデアを提案する。3月には宇治まで足を運び山宣墓前祭に参加して、山宣の生家だった老舗旅館での食事会。4月は恒例になった野草料理のつどいで、手作り燻製を賞味して戴く。夏には学習の意味を兼ねての映画会。秋には宿泊行事としてキジ鍋を食べに行く。そんな遊びばかりを決めてきた。
 混声合唱団ではいつも足を引っ張っているのだが、チラシ作りなどの雑用で何とか居場所を確保している。年末に開催したジョイントコンサートで230枚ほどの写真を撮って貰ったが、取捨選択して皆さんに配信してあげなければならない。そんな仕事が忙しい僕に廻ってきた。「長」への依頼は即座に断るが、雑用は快く引き受けるのが僕流の生き方である。
 全員満遍なく写っているのを選び、画像を縮小して20~30枚位に纏めたい。期限は限られた2~3日の宿題になる。酒ばかり飲んでおれないが相撲が邪魔をする。


「あと少し 遊びで寒さ 吹っ飛ばせ」

双耳峰「城山」428m

           428は「死にや」ではなく「シニア」

                ヒカゲノカズラ

   ケサランパサランとスクナヒコが乗ったガガイモの舟

                双耳峰「城山」


 今月2度目の山歩きは妻の主宰する軟弱コースメンバーの「山友会」で、地元の双耳峰になっている山城跡で、通称「城山」と呼ばれている。周回コースを採ったので前後のアプローチが長いコース設定である。例年なら雪の降った後にトレースを付けに行く山だ。
 軟弱コースとしているが「3木山の会」とメンバーはだぶっている。コースの難易度によって参加者が入れ替るだけである。先週歌垣山に参加したメンバーが殆どだった。総勢10人の小さな山の会だが、昨日は6人だけの参加に留まった。
 出来ることなら車で登山口まで行きたいという軟弱な方が、アプローチの長さにブーイングを発せられるのは何時ものことである。下山口が山の反対側になっているので、車を利用することは出来ないのをご存知だが、両方に車を配置すれば良いなどと駄々をこねられる。そんな甘えを無視して妻は皆さんを牽引する。僕は最後尾をついて歩くだけである。昨年下山道を間違えたので、しっかりコース確認をしながらついて行く。コース間違いの要因は倒木などで登山道が塞がっている。だから道を踏み外してしまう。
 山城跡だがあまり城址の名残が見つからない。わずかに石垣など散見できるが土塁とか曲輪が定かではない。山辺城・鷹爪城址と言うのが歴史に残る名前である。
 山コースを含めて19,000歩の歩きは、頑張った脚にビールを飲ませたくなる行程だった。相撲もだんだん面白くなってくる。おでんとカレーをミックスした鍋がビールのお代わりを促す。体重が少しずつ増えていくのが気掛かりだが。


「雪のない 山に足跡 残せずに」

530gステーキの晩餐🎂

             当分肉は要らないとの感想

                餌台にバナナ

               モズも来てくれたが


 妻の誕生日だった。何か誕生祝いでもプレゼントしてやりたいが、形に残るものは何も要らないと仰る。有り難い遠慮だが、これには懲りた思い出があり、してやられたと常々思っている。光り物には興味がないので、宝石売場などは猫に小判とばかりいつも素通りする。ダイヤモンドでも欲しいと言ってくれれば、少々は無理してもプレゼントしたのに。
 何も要らないからそのお金で旅に出たいという。色んな経緯があったが、度々の国内旅行と年一回の海外旅行は続けようという提案だった。お陰で数え切れないぐらいの海外旅行を楽しんできた。妻の記録では歳の数ほど海外に行ったらしい。しかし、コロナ禍の3年余りと、円が力を失い旅費がかさむようになり、さらに高齢化も進み、長い機内での拘束に耐えることが出来ない。そんな不安から欧州旅行を断念するようになった。
 物価高騰の折だが、海外に出掛けなくなったので、何とか年金で慎ましく暮らせるようになった。誕生日や記念日には外食もしてきたが、近くに有るのは焼肉店だけである。それならばと家で厚切りステーキを焼くことにした。いつも肉料理は任されている。ワイン在庫もたっぷりある。何でも半分に分けるのが我が家の流儀だが、流石に530gの半分は食べられないだろうと300gと230gに切り分けた。二人とも完食である。娘に送ったLINEで230gを食べきった母に呆れかえっていた。
 我々だけが飽食していてはダメだと、餌台にバナナを注すようにしてやった。今朝あたり気付いてヒヨドリが来てくれるだろう。近くにモズが来てくれたが、肉食のモズは興味を示さなかった。


「初場所に 気持ち反られる 誕生日」

歩行履歴に元気の足跡が👣


 旅先で元日から歩き出すのを常としていたが、2日に帰宅してからは風邪症状が出てきたので、3日以降は冬籠りが続いた。二人揃ってインフルエンザに罹患していた。スマホの歩行履歴を振り返ってみると、10日のサークル例会から本格的な始動になっている。
 エヘン虫がいたり、たまに咳が出たりするので「のど飴」で誤魔化していた。風邪症状が収まったのを感じたのは、食事が美味しくなってきてからである。それ以降はやる気スイッチが入り放しで、陽射しさえあれば散歩に出掛けるアクティブロクに戻ってきた。
 昨日が今年初めてのコーラス練習だったが、声もしっかり出せるようになっている。皆さんと同じスタート台に立てている安心感もあり、上々の滑り出しである。練習会場までは片道30分あまりの歩きだから、往復で1万歩をクリアーできた。
 昨日は土用の丑の日だったらしい。立春直前の18日間が冬の土用になるとのこと。2025年の「冬の土用」は1月17日(金)~2月2日(日)とされている。と言うことで1月20日と2月1日が「冬の土用の丑の日」にあたる。土用の丑の日に鰻を食べようと提唱したのは平賀源内のアイデアと言われている。江戸時代ならいざ知らず、最近は鰻の稚魚が捕れなくなり、庶民は日本産の鰻を土用の丑の日に合わせてたべられない。
 何度も紹介したが我が家の蒲焼きは鰯で間に合わせている。鮮度の良い鰯なら鰻に引けを取らない蒲焼きに仕上る。今日もまた蒲焼きなの?と言うぐらい鰯が夕餉の主役になる。


「蒲焼きで ビール飲みたき 大寒に」