6san-activelifeのブログ

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

菫の種

             白い付属物がアリさん好み

            手作り紙芝居「遠くへ行きたい」


 スミレの果実が開き、まさに種が落ちんとしています。スミレは蟻さんに種を運んでもらう仕組みになっています。種を顕微鏡やルーペで観ると付属物が付いているのがよく判ります。種にはエライオソームという蟻さん好みのお菓子が付いているのです。そのお菓子に惹かれてスミレの種を巣まで運びます。スミレは蟻に種を運んで貰う事により子孫を維持・拡大しています。こうゆう植物をアリ散布植物と名付け、カタクリなども同じ戦略を持っています。本当の意味でのアリさんマークの引越社です。
 いま政府は「種子法」を廃止しようとしています。主要農産物である米・麦・大豆などの品種改良と保護を国と都道府県の研究機関が行って来ました。良質で安価な種子を農民に安定的に供給するための法制度として機能して来ました。廃止の理由はコスト削減のために民間に委ねるというのです。食の安全安心は保障されなくなります。今でもアメリカから大量に入ってくる種で作った野菜類は、種が出来ない遺伝子組み換えになっています。毎回種を買わす戦略です。種子を握れば命までも掌握出来るというモンサントは世界中の食料を支配しようとしています。TPPどころではない危険な種子法廃止の策動を先ず知ることが大切です。


「冬野菜 今が頃合い 種蒔きの」

南天萩


 散歩や買い物で何時も通る土手道のあちらこちらでナンテンハギが目立ちます。花はクサフジとよく似ていますが、こちらはフタバハギとも言われて、マメ科なのに葉が2枚の複葉なのです。小葉がナンテンに似ているからという事で名付けられています。カラスノエンドウの様な巻きひげも持ちません。まだ食べた事が無いのですが、春の若芽はすこぶる美味しいらしいです。まろやかな甘味があり、飛騨高山では栽培したものを、朝市などで出されているようです。葉を煮ると小豆の香りがするので、旅館などではアズキナとして供されます。
 こちらは特徴ある葉だから、春に見付けるのは容易いと思うのですが、タラノメやウドなどに気が回り、ナンテンハギは頭から抜けているので、いまだに食したことがありません。せめて味見だけでもしてみたいので、硬くなっているかもしれない葉を天ぷらにでもしてみようかな。今頃の時季になって何時もしまったと後悔する始末です。歳と共に「しまった!」が多くなってきたので、その言葉を発しないようにしようと日々努力している我々夫婦です。豪栄道も2日間「しまった!」と言っていたような。今日は千秋楽、後が無いですよ。


「木と草で 豆花萩の 揃い踏み」 

青い赤トンボ

 何とも変わったトンボの写真が仲間から送られて来た。瀬戸内海周辺でしか生息していないナニワトンボという種類で分類的にはアカトンボに入るらしい。大阪で発見されたのでナニワを冠している。絶滅危惧種Ⅱ類に登録されているが、兵庫県のため池では比較的簡単に出合えるらしい。何時も写真を送ってくれる彼は趣味で野鳥とトンボを追っかけておられるが、送られる写真はプロ級のものばかりで感心している。珍しい写真が届くと直ぐにパソコンの背景に使わせてもらう。昨夜から我が家のパソコン画面には青い赤トンボが収まっている。
 昨日も秋探しとキノコ探しに歩いたが、意外に目指すキノコには出合えなかった。目に付いたのがツルボで可愛い花を花穂の中に咲かせている。球根を掘り出して外皮を剥くと、つるりとした坊主頭が出て来ることからツルボと名付けられたらしい。薬用と食用になる。加藤清正が中国から持ち帰った「救荒木草」に記されているので、広く食用として利用されていた。


「赤トンボ くしゃみ一つで 青くなり」