ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

振る舞いビワ

             コンポート用に採取したビワ

             羽根を乾かすアオサギ君

           50輪も咲いただろうか?今朝のクチナシ


 ビワが次第に色付いてきて、そろそろ食べ頃になった来たようだ。取りあえずは手の届く範囲で我が家のコンポート用分だけを採取した。あとは皆さんに自由に採って貰いたい。一昨年も短冊を吊し、枝を引き寄せる為のステッキまで用意してあげた。今年は実りの重さで子どもでも採取できるほど垂れ下がっている。
 小鳥も啄みに来ているようで、熟れたビワにはクチバシで突いた跡がある。彼らは気まぐれに訪れて突いていく。いくら食べても良いのだが行儀良く食べて貰いたいものだ。出来るだけ傷つかないうちに人間様に賞味してもらいたい。
 ビワの葉と種には優れた薬効があり、ガン治療薬のアミグダリン(ビタミンB17)をはじめ各種の薬効成分が含まれているので、古来から有用な薬草として利用されてきた。江戸時代には庶民の暑気払いとして、天秤棒で担いで「枇杷葉湯(びわようとう)」という飲物を売り歩いていたようである。それの本家が天満難波橋の浅田屋とされ、売り歩く姿は浪速や江戸の風物詩だったらしい。
 「食べ頃だよ!好きなだけ持って帰って下さい!」という声を張り上げる代わりに、今年も短冊を吊した。アオサギが羽根を拡げて「粋な計らいだ!」と言ってくれているようだ。今年のクチナシは3輪でデビューしてくれたが、2日目には10数輪も咲き、今朝は50輪も咲いているように見受けられる。数え切れないほども咲いてくれ、香りを撒き散らしている。今年は実成り・花成りの年だ。


「枇杷の実を パンチ効かせて コンポート」

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