6san-activelifeのブログ

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

藪椿



 ツバキを和名で「椿」としているのは日本で作った漢字らしい。中国での「椿(ちん)」とはセンダン科のチャンチンのこと。椿はまさに春を代表する花木で愛好者も多い。世界中に広まる日本発の園芸花になっている。日本で自生種はヤブツバキ・ユキツバキ・サザンカの3種類で、品種改良されたものは世界を含めると数千種にもなるらしい。今でも愛好家がマイツバキを作っておられる。
 椿の花や葉っぱには薬効があり、生薬で山茶と云われ滋養強壮・健胃・整腸などに良いとされている。また昔から霊力の宿る神聖な木として神社やお寺に植えられている。先日アップした椿油搾りで良質な油が採れる事を紹介したが、花は薬用や食用になり天ぷらにすると皆さんから喜ばれる。椿灰は紫染めの際の媒染剤として使われる。侘助などの切り花は茶の席に欠かせない。日本文化に溶け込んで愛されてきた。


「それで好い 足さぬ引かぬの 藪椿」

満作

         四弁のどれが萼やら花弁やら(シナマンサク)

               アカバナマンサク


 雪国では春の使者として待ち焦がれるマンサクです。2~3月に他の花に先駆けて咲くので「先ず咲く」からマンサクになったというのが通説です。山で咲く様子が黄金色に見えるところから、秋の豊年満作に準えてマンサクとした説もあります。何れにしても人々に親しまれてきた花です。自生のマンサク以外に中国原産のシナマンサクや、トキワマンサク、アカバナマンサク、マルバマンサク、ベニバナトキワマンサクなど庭木に好んで植栽されています。マンサクとシナマンサクの違いは、枯れた葉っぱが木に残るのがシナマンサクの特徴です。
 マンサクは洋の東西を問わず薬用として使われて来ました。特に止血剤としての薬効があるようです。他に収れん作用があるので張りのある美肌も作ってくれるらしいです。材は強靭なので輪かんじきに使ったり、樹皮を裂いて縄代わりに使ったり、白川郷の建築材としても使われて来ました。因みにマンサクは2月25日の誕生花なので、昨日アップすれば良かった。


「満作の 咲いて足取り 軽くなり」

植物が石に?

          周りの石に合わせて擬態するリトープス

                此方は白く擬態

                  展示の様子

          おまけ「悪魔の爪」


 此処まで植物が進化できるのか!という極みのようなリトープスと言う多肉植物に初めて出合いました。南アフリカ、ナミビア、ボツワナなどの岩砂漠地帯に自生しているらしいです。葉が退化して茎と一体になり石ころの様に見えます。周りの地質に合わせて擬態するようです。鉱物には詳しくないのですが、チャートなど石英系の地質を好むようです。過酷な環境の中で、動物たちに食べられずに生き残るために、ついに石に化けたのです。昆虫などと同じように脱皮して大きくなるというから、さらに驚きです。ハナミズナ科(通称セメン科)と云われる仲間で次々に新種が見つかっているらしいです。
 昨日はトンボのメガネ3月例会の下見に西宮市の北山緑化植物園を訪ねて来ました。小さな植物園ですが、各種の花々を薬草園や野菜園などエリアごとに植えられているので、観察しやすくなっています。写真の植物は温室の中の多肉植物コーナーに在りました。話は変わりますが、今国会で共謀罪が4度目上程され審議入りしています。国民を物言えぬ石にするための法案です。


「民の口 力で塞ぐ 寒き策」