6san-activelifeのブログ

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

待望の一輪


 春待ちのプランターにリュウキンカが一輪咲いてくれた。漢字では立金花と表記されるが、野生では水辺などを好むので「流金花」を充てることもある。花言葉は必ず来る幸福・富・贅沢らしい。花期は春から初夏になっているが、我が家では何故か2月に咲いてくれた。キンポウゲ科で花びらが光輝くのが良い。間もなくフクジュソウも咲き出す頃だが、決して引けを取らない位に綺麗な花だ。ただ生命力が強く繁茂するのでありがた味が少なくなっている。スイセンも植えているがやっと蕾を開き始めたところである。目に見える形で春が近付いてきた。
 我が家では猫の額花壇に植えていたが、リュウキンカは多年草なので見る間に拡がり花壇を占領してしまった。やむなくプランターに移し替えた。花壇の土を他に使うとすべての植木鉢などからリュウキンカの葉っぱが出て来る。それ位繁殖力の強い植物である。でも早くから緑の葉を出してくれるので、冬場の花壇では重宝している。花の蕾も小鳥たちが啄みに来てくれる。


「春告げに 使者一輪の 黄金花」

辛夷と木蓮

              コブシの花芽の付き方

             モクレンの花芽は上を向く


 モクレン科の花は総じて香りがよい。落葉するモクレン属以外に仲間として高木になるユリノキ属や常緑のオガタマノキ属がある。芳香を放つ花群としては他を寄せ付けない。コブシもモクレンもまだ蕾硬しの状態である。あとひと月ほど待たなければならない。ところで関西圏ではコブシの自生は無いようである。殆どが庭木や公園樹として観るだけである。関西以西で見ることが出来る自生種はタムシバだ。こちらもサクラの時季にならないと山で見ることが出来ない。敢えて冬芽の段階で紹介したが、コブシは枝先の延長線上にまっすぐに花芽を着ける。一方モクレンは上向きに花芽を着ける。蕾が膨らんで来た時にお尻を南に向けやすくするためかも知れない。先日コートを被ったモクレンの花芽をアップした時に紹介しておいた「磁石の木」の所以である。
 コブシの花は「北国の春♪」に登場するので親しみを持つが、若い頃覚えた歌に登場する歌詞 ♪父さん早く帰っておいで~辛夷の花が一つ咲いたよ~♪がなんとも印象的だった。出稼ぎに出ていた親父が故郷に帰って来るのを待ち侘びる家族の気持ちが胸を打つ。
 今日はコーラス練習日で新年度の総会日でもある。元気で楽しく歌えるように団員の皆さんからの要望や希望を聴けるように頑張らなければ!そのために昨日は練習曲ピアノ伴奏を録音した3曲をパート別にCDに30枚コピーした。ロクは何時もバス(パート)に乗り遅れているが、裏方では皆さんのお役に立っているつもりだ。


「待てばいい やがて世界に 辛夷咲く」 

曙馬酔木

           アセビの新芽も美しい(参考画像)


 春一番に咲き出すのは黄色花のマンサクだと思われているが、野生のアセビも2月の下旬頃から可愛い花を咲かせてくれる。冬に山を歩いていてもたくさんの蕾を見かける。馬酔木と表記されるのは、馬が食べると酔ったようになるからと言うのはよく知られている。間違っても「鹿酔木」とされるのが嫌なのか、シカは初めから食べない。奈良公園ではシカの食べないアセビとナンキンハゼだけが勢力域を拡げている。枝葉にアセボチンという体の一部がむず痒くなるような名前の有害物質を含んでいる。その毒性を利用して殺虫剤にするらしい。ウマやシカは毒で酔うが、人間は花に酔う。万葉の時代から詠われてきたアセビは、盆梅と並んで盆栽仕立てにする愛好家も多い。
 野生のアセビは白花だが、写真は園芸品種でアケボノアセビと言われている。他に花色の濃いベニバナアセビと言うのもある。ドウダンツツジなどと同じような壷形の花を咲かせるツツジ科植物である。ツツジ科って花の形が平開型と壷形の2種類あるように思うのだが、やがては分類されるのかも知れない。


「掻き分けて 有ったあったと 紅馬酔木」