ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

サギソウ開花

                 開花寸前


 昨年よりも4日早くサギソウが開花してくれた。水遣りが出来ず葉が変色しかけていたので心配していた。室内からバケツで水を運び出し、殆ど湿り気のなくなった水苔にたっぷり給水してやる。そのおかげで何とか生き返った感じで開花してくれた。その後、2日間続けての雨が降ってくれたので植物たちも一安心といったところか。間もなく塗装工事も終わるので、これからは罪滅ぼしのために怠らずに散水してやりたい。
 トンボのメガネ仲間からサギソウの芋根を頂いたのが6~7年前だった。それを絶やさずに育てて来られたのは、野生種のラン科植物という雰囲気がワイルド派ロクを魅了したからである。里帰りさせたり、仲間に配ったりして皆さんに楽しんでもらっている。今年は200輪の開花を目指しているが、果たして目論み通りに咲いてくれるか。8月は外出も少なくなるのでサギソウ観察が日課になりそうである。
 サギソウについては毎年紹介しているので、植物説明は省いている。昨年アップした内容を紹介して、サギソウへの想いを想像して頂きたい。
<昨年同時期のブログコピー>
 赤とんぼさんに先を越されてしまったが、こちらも2日遅れで初咲きが確認できた。これから1ヶ月あまりは順次咲いてくれるだろう。
 サギソウの園芸種を仲間が育てられていて、その根というべき芋のような球茎を数個頂いたのが始まりだった。ミズゴケで育て、水分だけは絶やさないように心掛けてきた。環境が良かったのか、根を拡げ小さな球茎が増え続けた。頂いた仲間のサギソウが消えてしまったと仰ったので里帰りさせたり、かなりの球茎を皆さんに差し上げてきた。
 サギソウはラン科ミズトンボ属で本州、四国、九州の湿地に自生する筈だが、乱獲や環境破壊その他の要因で絶滅が進んでいる。地元にも地黄湿地と言うところがあり、毎年サギソウを咲かせてくれるが、管理と保護を怠ると、たちまち絶滅してしまう環境下にある。先日サークルで訪ねた丸山湿原もサギソウ自生地として知られているが、みんなで見守っていかなければ姿を消してしまうだろう。
 せめて頂いたサギソウだけでもしっかり育てたいと、大きなプランターまで購入して来年に備えている。花など育てられないのだが、水やりだけで済むサギソウならロクにも育てられる。赤とんぼさんと行き来している植物にタヌキマメもあり、毎年苗を頂く。そちらもやっと咲き始めてくれた。


「鷺草の 開花で朝の 仕事増え」

×

非ログインユーザーとして返信する