ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

啓翁桜(ケイオウザクラ)

             今朝の様子と開花直後の啓翁桜


 “桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿”と言うのは庭木の剪定で使われた言葉で、概ねその特徴は知れ渡っているようである。桜は切るとそこから木材腐朽菌が入り込み次第に枯らして行く。一方梅は同じサクラ属なのに放置しておくと枝が蔓延り、あまり花を咲かせなくなるので、花を咲かせる新しい枝を出やすくするために、剪定してやることを促す言葉である。
 平群桃源郷を訪問したときに少し触れたが、2年前に頂いた啓翁桜の枝を植木鉢に差しておいたのがやっと花を咲かせてくれた。この桜は切り花用として人気があり、今のコロナ禍でのお家花見にもってこいである。昨夜のサザエさんでも生け花としてお舟さんが愛でておられたのは、たぶんこの啓翁桜だったのだろうと勝手に推測している。
 啓翁桜のルーツは、1930年に久留米市の良永啓太郎さんが中国のミザクラを台木にして、ヒガンザクラを改良したのが始まりだとされている。啓太郎さんの一字を採って啓翁桜と名付けられたらしい。勢いよく枝を伸ばし、分枝したところからも根を出すので挿し木にしても育ってくれる。枝を切り込んでも、朽ちるよりも成長が勝るので、生け花用として重宝がられている。昔はかなり高値だったが、最近はたくさん出荷されるので値崩れしてしまったと平群の知人がこぼしておられた。
 正月から計画していたミニ旅行に出掛けるので、ブログは2~3日のお休みになる。皆さんのブログも楽しみだが、帰宅してから拝見することになるだろう。
 大阪の維新はパフォーマンスだけで、コロナ対策そっちのけで住民から2度にわたって否決された都構想に代わる代替案を、コウモリ政党を巻き込んで数の力でごり押ししてしまった。大阪市の金と権力を奪い取るとんでもない輩たちである。そのお陰でリバウンド4波一番乗りという不名誉な結果に結びついた。3度目の宣言も時間の問題だろう。そうなればミニ旅行にも出掛けられなくなる。


「我が家にも 咲いたと自慢の 桜かな」

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