「寅」工作提供日
何とか見本通りの「寅」に仕上がった
12月第1金曜日のサークル例会は毎年恒例の干支工作提供日として催行してきた。材料準備と会場の都合で参加人数を20人としておいた。ところが杓子定規として断り切れないところが辛い。結局23人までの申し込みを受けることになった。
天気も良いのでオープンスペ―スの東屋をお借りすることにする。雨が降れば広い無料休憩所もあるから重宝している万博記念公園内である。もみじ祭りも終わったのか、児童の遠足ぐらいで、団体客は我々ぐらいの静かさである。少し手狭な床の四方に腰かけて頂き、細かい作業を部位ごとに作って貰うことにする。木工ボンドで貼り付けるには、しばらく乾かしてから接着するというコツがいる。それを待てない方が毎年おられ、失敗を繰り返して来た苦い経験があるので、今回はキッチン用タイマーを使って、5分経ったら一斉に貼り付けるという方策を試みた。それでも2~3人の方は説明を聞いていないのか、こちらの説明不足なのか上手く作業が進まない。
サポータを頼んだ方が声をからして手順説明を繰り返されるなど、お手伝いを得ながら何とか全員の「寅」が仕上がった。世界に一つしかない手作り干支をお土産に、喜んで頂けたのが何よりだった。材料作りで指先を切ったのを知っていたのは数人位だっただろうか。包帯を巻かずに瞬間接着剤で傷口をふさいでおいたので、皆さんに心配をかけずに済んだ。
「指の傷 小春と笑顔が 忘れさせ」