春紫苑(ハルジオン)
咲き始めのピンクが可愛いハルジオン
山で見付けたクリンソウ
空腹は最大の調味料
朝は子どもたちに見せたカラスノエンドウ三兄妹
基本的にはテレビを余り観ない生活習慣なので、朝はラジオからの情報で間に合わせている。それでも朝ドラ主人公が「牧野富太郎」と言うことなので覗いてみたい気もするが、アクティブに動き回っているロクには時間が取れない。「ダーウインが来た」などの関連番組で様子を知ったり、仲間から教えて貰ったりしている。いずれにしても良い番組を作ってくれるNHKに拍手を送りたい。政権や財界に忖度するニュースしか流せない体質を併せ持つが、真面目なスタッフもたくさんいることに救われる。
さてハルジオンだが、大正年間に園芸用として北米から渡来してきた。それ以前、明治維新の頃に渡来してきたヒメジョオンに対して、牧野富太郎氏がハルジオンと命名した話は有名である。ハルジオンとヒメジョオンは同じキク科ムカシヨモギ属で、糖尿病の薬草として茶剤などに用いられている。ハルジオンの若芽などは食用としても用いられるので、天ぷら材料としても重宝する。
草ばかり食べさされている妻は「たまには美味しいものが食べたい!」と仰る。ごもっともな話なので、ハイキングの帰りに美味しいものを食べに行こう!と食事目当てで遠征することにした。どちらかと言えば肉より魚が良いと言う共通嗜好で、鮮魚を提供してくれる大起水産に行くことにした。しかも回転寿司を避けて直接オーダーできる鮨屋である。ここは奮発しようと清水の舞台から飛び降りることにした。久し振りに黒マグロの大トロ・中トロ・赤身などに舌鼓を打って帰った。
「草よりも 魚が良いね 春紫苑」