ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

桜二輪の花見会

              日射しを浴びて交流会

          間寛平がマラソン前の録画撮りに来ていた


 職域革新墾とその女子会主催の花見会が大阪城公園で開かれるので参加してきた。3月30日の設定は計画段階では最高日の筈だったが。
 環状線「大阪城公園」駅ではたくさんの方が下車される。バス時間の関係で30分以上も早く到着してしまったので、場所取りと荷物運びを買って出た。公園内には有料のバーベキューエリアまであり、早々から赤い顔をしておられる団体の姿も散見できる。我々は道路を挟んで堀側の無料エリアで場所探しをする。花が咲いている樹を探すが、殆どが蕾膨らむ状態で未だ開花には早いようである。大阪城西ノ丸の標準木で、昨日やっと開花確認が出来た!とのニュースを帰宅してから知った程度である。それでも枝に2~3輪の花を付けている樹を見付けて、そこを最高の場所として皆さんの到着を待つ。
 各所では昔ながらのブルーシートを拡げての場所取りをしておられる。桜の下での宴会には眉をひそめたくなるのだが、我々の団体は真面目だから馬鹿騒ぎはしない。桜の根元を痛めるので「ごめんなさい」と心で詫びながら、弁当を開く。近況報告をしあったり、ビンゴゲームなどに興じて、参加者の交流を深める程度の花見会だった。まさに花より団子という集いだったが、春の陽射しを心ゆくまで愉しめた。
「大阪城 桜二輪に 友集い」

「桜咲く!」

          2~3輪だが咲き出してきたソメイヨシノ

          能勢のモクレンは未だコートを脱ぎかけ

            大阪のモクレンは最盛期を過ぎたか

                   コブシ
     
 合格発表の電文風タイトルにした。それほど桜の開花を待ちかねていたからである。今年は暖冬だと知らさせていたし、平均気温の推移では例年よりも上回っていたのかも知れないが。天気予報でも大阪の開花予想は3月22日ぐらいと言っていた。それが一週間以上も伸びて、大阪の昨日の標準木は2輪だけの開花で今日に持ち越すことになった。
 観桜予定では3月24日に設定されていた花見会は蕾硬しで、おまけに氷雨交じりの悪天候に見舞われた。各サークルでもエドヒガンを訪ねたが兆しもなかった。
 ところが昨日になって一気に気温も上がり、バス車中から観ることが出来る一庫ダム湖周辺のエドヒガンが開花しだした。この桜はソメイヨシノのようなクローン桜ではなく、自生桜なので開花もまちまちである。早咲きもあれば、少し遅れて咲き出す個体もある。朝、車中から観た桜が、帰りには「お待たせしました」とばかりに咲き誇っている。
 サークルの打ち合わせで天王寺まで出掛けたが、天芝公園や慶択園周辺のソメイヨシノがやっと咲き出してきた。未だ一分咲きまでに達していないが、今日辺り一気に咲き出すことだろう。1~2輪枝に付く桜にスマホをかざしておられる。皆さんが待ち焦がれているのを感じた今年の開花状況だった。冬咲き桜でお馴染みの「十月桜」も春の開花が始まり、冬に開花しなかった残りの7割の蕾が出番とばかりに元気よく咲き出した。ジュウガツザクラも春にこそ美を競う如くに咲いてくれる。


「サクラ花 開いてこその 便りかな」

アクシデント続きの解禁日

               啓翁桜がほぼ満開

             金目鯛とブリ柵をゲット

              結構豪華な夕餉を演出

                  精米中

                 採血風景
               
 年間飲酒日を半分にすると決めて3月末近くまで頑張ってきた。一昨日で休肝日が87分の44日だから一応クリア出来ている。別に頑張ると言うほどの我慢を課して来たわけではない。ただ妻の晩酌に付き合えない日が半分あったというだけのことで、少し夕餉の愉しさを奪った、という後ろめたさを感じただけである。
 昨日は約3ヶ月ぶりの通院日で採血で健康状態をチェックされる。特にγーGTPの肝臓数値が何時も高いので、僕的にはそれを減らしたいと願っている。昨年10月の数値が142で、今回が244に増えている。許容範囲の基準値は13~64と定められているので、いずれにしてもハイレベルだし、前回を大きく上回っている。主治医が若手の医者に代ってからは、飲酒に関してうるさく言わなくなった。たぶんアルコール摂取以外の要因もあると判断されておられようで、採血も毎回する必要性を感じておられないようで、特に問題なしという所見だった。なんぼ飲んでも良い!とのお墨付きを頂いたように感じる。元来僕の思考回路は自分の都合の良いように捉える傾向にある。
 病院で会計を済ませ薬局に向かった。お薬手帳を渡したが処方箋が入っていない。頂く書類などを途中で落とすはずもないので、病院に問い合わせて頂く。若い医者が忘れたとのことで再び病院に引き返して受け取る。当然会計も上乗せになる。お金の問題より時間の無駄がもったいない。昼までに帰宅できない。
 妻からは買い物も頼まれている。1万円を預かってきたが、医療費で8千円近く支払ったので、2千円しか残っていない。その範囲で鮮魚を調達しなければならない。玄米の精米分も残しておかなければならない。財布の底を覗きながらの解禁日の買い物になってしまった。


「今夜から お酒も添えて 桜かな」

甘菜と花韮(アマナ・ハナニラ)

               アマナとハナニラ

               ホオジロ♀かな?


 久し振りの晴れ間が戻ってきたので、午前中にパソコン仕事を済ませて、午後から散歩に出掛けた。風が強かったが陽射しが後押ししてくれる。歩くほどに汗ばむほどになって来た。
 ほんに暫く振りの散歩だが、フキノトウに代ってアマナが群生状態で咲いている。甘菜と表記されるぐらいだから昔から食べられてきたのだろう。山菜・野草好きの僕は未だ食べたことが無い。というのも、直ぐに姿を消してしまうスプリング・エフェメラル仲間だと思っているからである。食用になるのは鱗茎と葉っぱらしい。鱗茎には喉の痛みや滋養強壮の薬効があり、昔から食用として利用されてきた。数を減らしている今日では自然保護の観点から鱗茎採取は控えるように促している。葉っぱだけでも採取して甘味を確かめてみたい。
 いつ紛れ込んだのか知らないが、我が家の放置花壇でハナニラの咲き出しを見付けた。2時間後に確認すると綺麗な姿で咲いてくれた。アマナと花姿が似ているし、別名で「西洋甘菜」と言われているので、てっきり同じ仲間だと思っていた。以前はどちらもユリ科だったが、最近では再分類されてハナニラだけがネギ科に移されてしまった。確かにハナニラはニラと同じ香りがするのだから、別物だと判断されたのが理解できる。しかしニラ同様に食用になるという表記が見つからない。食いしん坊目線だなぁ~。


「花韮の 色が好きだと 言う妻の」

名残のワームムーン🌕

               名残のワームムーン

              スズメバチの巣作り?

               練炭での巣作り?


 3月25日のワームムーンを楽しみにしていたが、あいにくの雨続きで観ることが叶わなかった。9月生まれで乙女座の僕は、その星座で明るい星スピカ(一等星)の近くにある満月を愛でてみたかったのだが。
 昨日も休肝日の予定をしていたが、新幹線の切符を買いに行ったついでに、何時ものスーパーに寄り道した。鮮魚の目玉売り場に大ぶりの「赤ガレイ」を見付けた。今まで食したことがない魚である。カレイといえば煮魚か唐揚げしか思い浮かばない。産地が鳥取県と表示されているので、鮮度的には保てる距離である。捌きの段階で5枚おろしにしようと思ったが、メインは煮魚にして4分の1だけを刺身にしてみた。骨と縁側は唐揚げする。こんな料理を作っていたら、冷蔵庫の「金麦」が仲間に入れてくれ!との声を発する。
 通常は夜中に起きないのだが、ビールを飲むと第一熟睡期を過ぎた辺りでトイレに行きたくなる。窓から月光が射し込む。第二熟睡を終えたあと西空に目を向けると、雲の合間から満月に近い名残のワームムーンを臨むことが出来た。空が白んできたのと雲間なので星までは観察出来なかった。
 日本の啓蟄に繋がるワームムーン、芋虫たちが活発に活動し出すのはもう少し先だが、春を感じさせる満月のネーミングである。隠れた場所にハチの仲間が巣作りをしていた。「ダーウインが来た」で子どもが茶色スズメバチの乗っ取り調査をしていた。すごく感心したものだが、我が家の近辺でもハチたちの営みを垣間見ることが出来る。


「曇り空 寝ぼけ眼で 春の月」