ロクさんのアクティブライフのブログ

自然観察を通してのシニアの元気報告を575に託してお届けします。

自然観察を中心に、アクティブに活動している様を、
写真とコメントを交えて俳句にまとめています。
毎日発信でシニアの元気報告になっています。

一大天体ショー🌝


 たぶん多くのブロガーさんがアップされるだろう皆既月食を、ご多分に漏れず観察した。ニュースや新聞にも掲載されるので、興味ある方は詳細をご存知だと思う。ただ皆既月食と惑星食が重なるというのが442年振りらしい。子ども用に買い与えていた天体望遠鏡も今はないので、天王星が月に隠れる瞬間までは観察出来なかったのが返す返すも残念だ。
 夕飯時間と重なったのでおちおちビールを飲んでいる場合ではない。デジカメを三脚で固定して撮影したら良かったと、今回も後の祭りを悔やんだ。完全に隠れてしまった赤銅色の月にはピントが合ってくれないので、あとは影から光を放つのを待つだけである。ビールこそゆっくり飲めなかったが、2時間あまりの天体ショーを楽しめた。
 夜空観察で冷えた体を風呂で温めて、寝床で読書タイムに入る。山本一力作品の高知の鯨シリーズを読み終えたので、サークルメンバーからお借りした高田郁の「あきない世傳 金と銀」12・13巻に進みたい。「しばわんこの和のこころ」も息抜きに併読することになる。
 周りの山々も秋色を増してきた。屋外に出たいところだが宿題を抱えている。干支工作「卯」の材料準備をしなければならない。今までの干支は黒竹を使ってきたが、兎となると白が欲しい。一応試作品を作ったので、それに合せて100キット分位を用意しなければならない。第1弾の工作提供は地元の3世代交流茶話会で11月23日だ。忙しい!


「月が出た 月が隠れた 月が出た」

フラダンス💃


 日曜日から泊まりがけという設定がシニアの特権だ。兵庫県川辺郡猪名川町は能勢に接する隣町である。奥猪名健康の郷という研修施設で「松茸のすき焼き」と「ぼたん鍋」をリーズナブル料金で提供してくれる。サークルなどでよく利用している。概算で6,100円の予算で募ったところ10人が集まった。館内貸し切りで部屋の戸締まりに気を遣うこともなかった。館内をリニューアルされたせいか、昨今の物価高が影響したのか、少し値上げされ1泊2食で6,800円になっていた。それでも安いので参加者からの苦情は出なかった。松茸も思いのほか多くて、鍋で争奪戦を繰り返すこともなく、ゆったりした気分で食事を楽しめた。
 食後の懇親会でフラダンスを教えたいと、衣装まで持ち込んで来られた。何にでも興味を示すロクだが、羞恥心を振り払うためにしっかりアルコールで麻痺させて望んだ。サークルでのハーレム状態に慣れてしまったので性を意識しなくなって久しい。率先してスカートとレイを身に付け踊りの輪に入る。太陽・星・月・波などを表わす所作があり、それを念頭に踊れば何とかなりそうである。いわば手話踊りの原型だろうと判断した。
 初参加者のために観光要素も取り入れ、石のトンネルで今なお車が通行できる「暗アンプ」という明治の遺跡や神社仏閣などにも立ち寄り、昨日は多田銀銅山見学も組み込んだが、あいにくの休館日で資料館には入られなかった。間歩内では銅の鉱脈だった名残を緑青で確認したり盛り沢山なミニ旅行だった。


「松茸の 勢い借りて フラダンス」

素人落語会(予約投稿)


 何時も能勢から文化発信しておられる「やまぼうし」さんと「門家」さんがコラボで落語会を開催されて3度目になる。落語好きの二人は欠かさず参加してきた。昨日お互いに日程が詰まっていたが、最優先で時間を確保しておいた。
 ところが歯科医の予約を16時に入れていたので、肝心のトリの喜怒家哀楽の噺は途中までしか聞けなかった。やむを得ず落語会の雰囲気だけの報告になってしまう。今から落語を覚える気力はないが、皆さんなかなかものである。喜怒家哀楽さんなどはアマチュアチャンピオンになられただけあって、プロの前座の落語家より上手い。(失礼)
 日曜日から泊まりがけで松茸すき焼きツアーを我々二人で企画した。1泊2食で6,100円の予算で松茸のすき焼きが食べられる。と言うことで予約投稿にした。ツアー報告は火曜日になるかな。皆さんのブログは帰宅してから拝見することになる。


「松茸は 日本庶民の 絶滅種」

『トンボ』のスタイル

               ソメイヨシノの特徴

               里山博物館について

           目から鱗先生の説明に聞き入るロク

          アオツヅラフジの実を食べて薬草説明

        赤とんぼさんからのドングリクッキーのサプライズ

             エノキとムクノキの樹皮説明

                イチゴノキ味見

         ナンバンギセルと貴重種ナガボノシロワレモコウ


 サークル『トンボのメガネ』をブログ紹介する機会は余りがないのだが、たまたま観察会の様子を事務局メンバーの赤とんぼさんが写真を送って下さったので、これ幸いと画像を拝借して観察スタイルを紹介したい。
 トンボのメガネは赤とんぼさんと2人で立ち上げて8年近くなる。月2回の観察会を続けてきて既に171回の例会をこなしてきた。コロナ禍では定例会という形をとらずに、代替案として「お散歩観察会」と銘打って、メンバーの要望にも応えてきた。サークルのコンセプトは ”来る人拒まず、去る人追わず” である。会費も会則もなく、事故などの対応は自己管理をお願いしている。例会当日は集合駅に集まったメンバーでスタートする。一方的に説明するのではなく、メンバー全員が生徒であり、臨機応変に先生役も引き受けて貰う。立ち上げ当初からお世話になっている某女史は、サークル内で「歩く植物図鑑」と言われるほど詳しい。教職経験の仲間からは ”目から鱗が落ちる” 取って置き話題を提供してくれる。そんな気楽な雰囲気とスパイスの効いた観察会が皆さんに受け入れられたのか、回を追うごとに参加者が増えてきて嬉しい悲鳴を上げている。
 きずきの森観察会では「歩く植物図鑑」さんから色々と説明を受け、「目から鱗先生」にはウワミズザクラが宮中の神事で使われる事などのミニレクチャーをして貰った。でも送られてきた写真を見るとロクの出しゃばり振りが見える。反省然りの一コマ。


「真っ赤だな 木の実味見の 観察会」

木の実味見例会

       フユイチゴ・コバノガマズミ・ナツハゼ・ムクノキなど

             ドングリクッキーのサプライズ

             低山の前山185m登頂記念


 集合駅川西能勢口には21人もの女性軍団が集まった。しばらく続いている秋晴れに背中を押されたのだろう。宝塚市と川西市の市境に位置する「きずきの森」という響きが皆さんの好奇心をくすぐったのかも知れない。観察会というよりミニハイキングとした案内の所為かもしれない。いずれにしても最近の観察会はたくさんの参加者で賑わっている。かってはハーレム状態だと喜んでいたが、最近は異性を感じなくなってきた。ジェンダー平等の意識が高まってきたのかも知れない。
 目的地までの阪急バスも遠足に向かう学童のようなはしゃぎ振りである。乗務員さんから度々車内では話をしないように促されている。サークルを立ち上げて8年近くになるが、きずきの森には3年ほど前に来ただけで、今回初めてという仲間が多かったのも皆さんを高揚させた原因だろう。里山として復元された公園に近づくにつれて、秋色グラデーションがようこそ!と迎えてくれているようだ。
 入り口ゲートには「北摂里山博物館」の看板が掛っている。兵庫県の伊丹市・宝塚市・川西市・三田市・猪名川町の北摂エリア30個所を選んで里山博物館とするなど、気の利いた施策である。大阪府とはえらい違いだ。公園内では各種木の実が散見される。食べられる果実は率先して味見するので、皆さんも安心して味見される。五感で観察するというのが板に付いてしまった。中でもムクノキがたくさんあり、実をたわわにつけていたので、食べ放題で干し柿のような味を楽しんでおられる。特筆すべきはサークル事務局の赤とんぼさんが、今年もマテバシイのクッキーを作って来てくれたことである。美味しいねと言われた感想に笑顔がほころぶ。ドングリクッキーに誘われて仲間入りした方もいるぐらいだ。


「紅葉に 負けない高揚 ハイキング」